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現代知識で戦う魔法使い  作者: れいくつりぃ
13/14

王都散策

まず俺達は王都に入ってすぐにポーションを売りにギルドまでやって来た。


「ここがギルドです。ここにポーションを売っています。その他にもクエストのリクエスト、冒険者登録、昇級試験など、色々行っていますよ。」


「じゃあシラン、ポーションを売るんだな。」


俺は確認するようにシランに聞いた。


「ええ、そうですよ。ちょっと受付に行って手続きしてきますので少し待っててくださいね。」


────────────────────────────────


そう言ってシランが受付に行く。

特にやることがないので周りを見る。

ガチムチのおっさんが投げキッスをしてきた。シランまだ?早く帰ってこないかな。


「思っていたほどより女性の方々もいるんだな。もっとあのおっさんみたいなガチムチばっかりだと思っていたが...」


「お待たせしました!そういえばレンさんはこれからどうするのですか?」


そんなことを聞いてきた。


「とりあえず俺はイベリア様を信仰している教会があるなら行きたいんだけど...

ある...?」


とりあえずもう少し細かいことをイベリアに聞いておきたいからな教会に行けば何やかんやで会えるんじゃないかな?複合魔法も適当に流されたが興味あるし詳しく知りたい。


「わかりました。それなら教会に案内しますね」


しばらくして大きな十字架を屋根に掲げている教会に案内された。すると、シスターらしき人が近づいてきて来て話しかけてきた。


「今日はどうされましたか?お祈りでしょうか?懺悔でしょうか?」


「いえ、イベリア様とお話をしたいと思いまして。」


「・・・お祈りですね。ではこちらへどうぞ。」


そう言われてシスターに案内されるがまま奥に連れられる。そして、奥にはイベリアを象った像が置いてある。


すると急激な眠気がする。

そのまま俺は倒れた。


「レンさん! だいじょ・・う・・・で・・すか・・・」


薄れゆく意識の中でシランの声が聞こえた。



──────────────────────────────────────────────



「ごきげんいかがですか?蓮さん。」


「あ、これイベリアに会う度に意識なくなるのね。」


不便だなぁとは思ったが顔には出して声には出さなかった。俺は大人だからな。


「聞こえてますよ!心の声がでてます!・・・で複合魔法についてでしたよね。それに関しては頑張ってくださいとしか言いようがないです。 蓮さん科学得意ですか?複合魔法は組合せの地球でいう化学変化なので・・・。」


「多分最低限は出来ると思うぞ。先生もそういうの結構好きみたいで授業中に化学式みたいなの話していたし。」


成績は真っ赤ということはなかったはずだ。


「ならまあいけそうですね。

あ、話は変わりますが王都の外れに有名な占い師がいます。そこに行くと新たな出会いがありますよ。」


「え!?なに!?美人さん!お相手は美人さんなの!?」


おれはそう言ったら目が覚めた。

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