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初めての人類と世界の惨状

 さて唐突のお話だが、人類は今窮地に立たされてしまっている。

 マグニチュード、地震の大きさを表す単位だが現在の時点で世界最大マグニチュードは9.5なのだがその地震でもかなりの被害が出た。

 そして現在進行形マグニチュード13.5というふざけた数字が手の中のスマートフォンの液晶に映し出されている。東京は阿鼻叫喚の坩堝にあり、現在僕は地震など関係なく暴徒と化した人々によって殺されないものかとビクビクしながら車が炎上している道路を進む。

摩天楼は見る影もなくなり、いたるところの瓦礫には赤がこびりついている。

 さてこれからどうしたものだろうか。

 津波もこれからくるだろう。逃げるような建物などすでに倒壊している。余震もこれから多数起こるだろう。もう死んだ人も多いだろうし、なんとか最初の揺れをしのいだ人々もこれから死ぬだろう。

 スマートフォンを見ればもう電波も立たなくなってしまっている。ニュースアプリの仕事は先程のものが最後だったようだった。

 世界を眺めれば同じような被害が世界各国で起こり続けている。

 政府は壊滅、軍隊も指示がなければ個人でうごくことはあれどほとんど動くことが出来ない。そもそも皆が皆自分の身で精いっぱいなのだ。

 僕は死なないだろう。いや死ねないだろう。これから何が起こったとしても。

 彼女は上手くやっただろうか。これは人為的なものなのか。そしてこれからどうしたものか。疑問は尽きないが時間は有限、考えもまとまらない。

 とりあえず歩いてみたものだがとくになにも起こらず人類は終わりを迎えようとしていた。

 もう視界を遮るものもあまりない世界で海の方を眺めれば津波らしきものが見えてきた。

 あぁ津波って見えるものなんだなと感慨にふけりながらも死ぬこともないためどこか他人行儀に思えてしまっている。

あぁもうあんなに近くに見えてきたじゃないか、それじゃそろそろ帰るとしようか。

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