地名及び施設
1、ゼーレフォン・・・ジュッシュ公国最大の港町。平時は常に多くの商人が行き来し賑わっている。当所の沖合い数百mが海上自衛隊の初陣の地となる。現在では貨物ターミナルのほかに海上自衛隊のジュッシュ基地隊が設けられている。
2、ゼーベルムート・・・ジュッシュ公国の公都。半円状の都市の中心には公城が在り、南北と西に大通りが走る。その交点に屋外集会広場が在る。
3、ブルフ平原・・・ゼーベルムートの北約15kmの東西約78km、南北約35kmの平原。ジュッシュ公国の対ボルドアス戦争における絶対防衛線。
4、ラカヌデン森林・・・ブルフ平原とランスニ川に挟まれた東西約60km、南北約15kmの楢樹林。
5、ランスニ川・・・ジュッシュ公国とボルドアス帝国の国境。川幅約18m、全長100kmに及び、数百の橋が架かっているが砲兵隊が渡れる橋は全体の僅か5%のみ。
6、サンジェロワ・・・国土のおよそ8割が穀物地帯のジュッシュ公国で唯一作物が獲れない地域。ラブングル街道の決戦の後、航空自衛隊の基地と陸上自衛隊の駐屯地を兼ねる国際空港が建設されている。
7、ボルドロイゼン・・・ボルドアス帝国の帝都。東京ドーム15個分の広さが有り、貴族層・庶民層・貧困層の段々式区画造りになっており、貴族層の面積のおよそ半分をボルドアン城が占めている。
8、サンケルク・・・ボルドアス帝国本土の最大軍港町。
9、ベレリュー森林・・・およそ100万平方kmもあるジュッシュとサデウミスの暫定国境。
10、フォノス村・・・ジュッシュ公国に一番近い集落。およそ百人のエルフが暮らしている。裏設定として、ルフト・クローディア姉妹の母親はこの村出身である。
11、アーゼナルガルド・・・サデウミス集合国家の政治中枢。元々は龍人族の土地であったが、共存繁栄を具体化するためエルフの他にドワーフやケットシーなども暮らし人口は2万人にまで膨れ上がった。
12、ソプラソット山脈・・・最高峰が7000mにもなりタンタルス大陸のおよそ6割を占める。この山脈の南端はサデウミスを東西に分割していて、その東側は日本の租借地となり巨大製油所が建てられている。
13、ズナホ・・・アストラン島の南東部に在る港町。ボルドアス帝国第2の海軍基地も存在し、ここから出撃した艦隊が九十九里浜を攻撃した。
14、ミクロス山地・・・アストラン島を十字に連なる標高2000mほどの山肌には洞窟が幾つも点在し、アストラン島解放戦線、通称ザスパーの拠点になっている。
15、サンジェロワ航空基地・・・F-4EJ改を主力とする1個航空隊が駐在し、74式戦車を中核とした陸上自衛隊の旅団司令部もここに置かれている。また基地の一角にはゼーベルムート攻防戦で撃墜したハインドの残骸が安置されている。
16、サデウミス油田・・・ヨークノトス半島東岸の租借地に建てられた日本最大にして唯一の油田施設。油槽タンカーに積載するだけでなく、寄航した海上自衛隊の護衛艦やサンジェロワ航空基地やジュッシュ基地隊への燃料供給もこなす為、各種燃料を精製し集積している。
17、ソーンヘルム・・・ギル=キピャーチペンデ王国の王都。
18、ヌノサノケ・・・ソーンヘルムの繁華街の酒場兼宿屋。いつも多くの観光客や労働者が集う。一番人気はジュッシュ公国産の麦酒。