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あれ?スロットちゃんの女神さん?

ミ◯ゴもいいけどバジ◯も好きだよ

むしろバ◯ルのが最近楽しい。

「ふぅ、さすがキャンベルだぜ。まさか、初日から、天井まで、楽しませて貰えるなんてな。普通時間制限あって打てないけど24時間眠らず開いてる賭場ばかり。なんて最高なんだ!いやー今日の女神さんもなかなかツンツンだったなーあそこはやっぱ逆押しだったかー」



このまったく反省していないギャンブル依存症の主人公は悪い見本だ。


みんなお金は大切だ。遊ぶにしてもちゃんと節度を持って遊ぶんだぞ。のめり込みダメ絶対。



閑話休題



ヴァンの信条としては稼いだ金はその日のうちに使いましょう。である。主にスロットで。



彼は先ほどボロ負けしたブレイジングゴッドという台を愛しすぎている為空いていれば必ず打つのだ。


博打性能もさる事ながらあのちっぱい女神がたまらなく彼の好みというのもある。



製作者はきっと自分の好みを全開にして作り上げたに違いない。プラチナブランドのストレートヘアをなびかせ純白の衣を纏い優しく微笑む立ち姿。

理想のTHA女ネ申みたいな感じだもの

体型は千差万別で戦争が勃発するだろうがちっぱいにしていたのは非常にグッジョブだ。実にいい。



「あぁ、どの賭場でもかなりお布施したけどやっぱりキャンベルってだけなのか一層神々しかったなー。張り切って回しちゃったもんなー」



気のせいであろうが、やはりこの世界は不思議な世界である。


どこで神との交信が叶うかもわからないのだ。




「明日までは宿前金で払っといたからセーフだし、飯は保存食でいいや。」



体が資本の傭兵とは思えないが彼はずっとこの調子でやってきたのだ。問題ない。



「おやっさんただいまー。鍵くれるかい?」


「あいよー。飯は食うかい?深夜料金になるが?」


「一文無しのすっからかんだからパス。」


「え?おまえ、が、グリフォン倒したっていったよな? まさかこの短時間で……?」



「そうなんだよ!聞いてくれよー、ゴッドの女神さんが余りにも思わせぶりでついつい追加投資がさー!!」



(さっきお客さんから聞いた、どうしてこうなったか聞きたいはむしろ俺たちだって原因はこいつか)


「あ、あぁそりゃあお楽しみだったな。まぁ、うん。朝飯と昼の弁当くらいサービスしてやっからまたうちに泊まれるくらい稼いでこいよ?な?」



「おー!おやっさん太っ腹じゃん!!気に入ったから俺稼いできたらここ常宿にするよ!」



「あ、ああ。ご贔屓にな。」

(話だけ聞くととんでもないギャンブル依存症なんだけど、経歴はすげぇみたいだからなー)


宿屋の亭主は複雑な感情の入り混じった声で答えるしかなかった。



「そんじゃあお休みー!朝飯楽しみにしてるわ!」



「おやすみんさーい」


ひらひらと手を振る亭主。彼はせめて彼が首をくくらないように今日の夜番にヴァンの部屋付近に最新の注意を払うのだった。





「明日は以来受けてー、報奨金貰い次第スロットちゃんといいたいとこだがまず宿と装備点検だけはしないとな。うん。」


彼はギャンブル依存症だが流石にある程度の歯止めが効くようになった。依然は身包み全て剥がされていたが。



「とりあえず明日組合に顔だし「ガチャ」てー」


「あ、お邪魔してるよ不幸青年」


「あ、どうぞどうぞ。荒れてま……あれ?スロットちゃんの女神さん?」


「うんうん。君が単体お布施総額10億エルしてくれた女神様だぞ。」



この依存症クズが10億という大金をドブに捨て続けた末期患者であることが発覚した。


「ち、」


「ち?」






「ちっぱいあざす!!!!」







この時宿屋の一室に神の怒りが顕現した。





次回「俺にはご褒美だ!」


唐突にちっぱい女神降臨。

あ、とりわけえっちいのは出ませんよ?

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