尋問~~~逃げれませんでした。
私が上司に水掛けたのを見てきょとんとしてたエルさんが、上司に
「ねぇ、私の質問に答えてくれないの。」問いに我に帰ったように答え始めた。
「俺、いや、僕が、水妖の海に連れ込まれたのは、イザーク・アベスカ伯爵嫡子様が、勇気あふれる行動をしたからです。」
「うん?どんな?」
「それは、代々アベスカ家につかえるミルグ家の誇りにかけていえません。」
「私にも・・・?」悲しそうに言う。
「それは、・・・・。分かりました秘密ですよ。イザーク様は、勇敢にも水妖の海に手を入れました。
すると、水の中から、かわいらしい3つ~5つの女の子の姿をかぶった恐ろしい水妖が出てきたのです。イザーク様は引きずり込まれかけました。僕が、水妖に向かって用意していたファイヤーボールを放つとイザーク様の手を離して僕の手をつかみ泳ぎ始め・・・・・・・・・。ここから記憶がございません。」
上司が
「先生(ずっと近くにいた)、イザークを連れて来てください。」
「わかりました。」とオスカルの操られ急いでイザークを連れて来る。
「じゃあ、イザークとエル君とルリリン借りますね。」
「私、拒否!絶対にいや。いきません。」
「だぁめ。いくよ。」
「いや!もしここで、また溺れた人が出たらどうするの?(正論)」
「かまわないよ。」
「かまわないわけありません。」
「かまわないよ。」
もう知らない。
手を前に突き出し三角形を作る。
「アクアラン・・・・・・・・・。」
ゴンと首元を叩かれる。
後ろを見るとオスカルにかかってた先生がノートで叩いたことがわかった。
意識が薄れていくが、必死で叫ぶ。
「アクアランゲージ」
最後に、水渦に閉じ込められた馬鹿が見えた。