表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
3/15

水妖の海

先生がつぶやくように

「柵の向こう」という。


「もしかして、水妖の海?」思わず問う

恐れた表情でうなずく先生と

おもわず、口が緩みそうになるのを、必死でこらえる私。


「わかりました。」

と一言、母様のかたみである水をはじくチョーカーを

首からはずし腕に巻く。

そのまま海に向かって歩いていく。


パッチャン

海の水を操り

首にある―――いつもは、チョーカーで隠してある

“逆鱗”と呼ばれる蒼い鱗に

水をかける。


足が尾びれになる。


そのまま水に体を任せ

一息で1km先の柵まで泳ぐ。


柵を乗り越え

水妖の海まで行く。


海の民の眷属たる“妖” 水妖

人に対して悪意をもつが 

海の民に対しては、好意どころか、熱愛をもつ


・・・。お茶勧められていいのだろうか?


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ