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海に帰る

王弟たる父が死んだあと、私は、王(叔父)自ら話しを聞かれた。(2人きりでなくリリアス(王の従兄にあたる)がいた)

「なぜ、騎士を、ヒウク(父の名)ではなく助けた?そなたは、ヒウクの実の娘であろう。」

悲しみに満ちた声で聞かれた。

「父様が、父様が、水の中で、おしゃられたのです。水の民の血を引く私には水の中での声が聞こえます。それを知っていた父様は{私ではなく民を}と。私は私は父様を助けようとしたのに、逆らえないぐらい強い目で。」

王は、「そうか。」と一言言った。


それから2日後に葬式があるという手紙が来た。

わたしは、家を売り荷物を、海の中にある私の故郷。母様の生まれた地。祖母様の治めるコバルト国に送っていた。


その日には、海に帰る予定だったが、行くことにした。

喪服を身にまとい、広場に行くと、やつれた王が、喪主をしていた。

墓には、偉大なる王弟、ヒウク・ヒューマ 民を守り死す。{私ではなく民を}と刻まれた。


私が、海に帰ろうと海岸に行くとそこには、

リリアスとエルがいた。

「「・・・・・・・・・・・・・。」」

黙る二人に。

「海に帰ります。」とかなしそうに、微笑んだ。

そして、海にははいろうとする私に、

「そう。」とリリアスはいった。

エルは、

「俺も行く。」と私の手を優しく握った。

「好きだ。お前に名を捨てろとなんていわない。俺が捨てる。」

わたしは、

優しく、精一杯に、微笑んだ。

「一緒に行っていいか。」と聴くエルに。

「ええ。来て。」

といい、手をしっかりつなぎ

一緒に海に入った。


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