悪夢
卒業式から帰って制服の胸ポケットから、母の写真を取り出し写真立てに立てる。そして、その前に卒業証書を供える。
制服を脱ぎ捨てシャワーを浴び、パジャマに着替えベットに横たわる。
目をつぶりぼんやりしていると眠気が襲ってきたので身を委ねる。
薄暗い。
私は、5歳のときの姿をしている。
そして、両手両足を縛られて床に転がされている。
猿ぐつわをされている訳ではないが声が出ない。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・恐怖で。
私の目の前には、父のナイフで片足を切り取られ、痛みに顔をゆがめている母様がいた。
「ねぇ。貴方、痛いわ。」
力なく微笑む母様を、勢いよく蹴飛ばす。
足の傷は、いちよう止血されているのか、血はあまり飛ばない。
父は倒れた母様の残っている足に、ぐぢゃぐぢゃぐぢゃとナイフを差し込む。
にんまりと気持ち悪い笑顔を顔に貼り付けぐぢゃぐちゃと刺す。
「ッッッぁぁああああああああああああああああ」と、母様が狂ったように叫ぶ。
「ウるさイヨ。」と母様の残っている足を切り取る。
「ッぅぅぅあああああああああああああああ」
「もううるさいなぁ」
ぐじゃという音とともにナイフを刺し腕と壁を縫い付ける。
そして動けなくなった母様の腹にナイフを刺しぐぢゅぐぢゅと混ぜる。
何かを探しているかのように。
わめき続ける母様の体から、一つ臓器を取り出し中身を取り出す。
それを見た、母様は、叫ぶのをやめた。
「これが何だか分かるカナ?」と父が問う。
「わっ私の娘。」
「せいかぁい!」
とさけびぐぢゃという音とともに解体し
口に運び
びぢゃびぢゃと言う音とともに咀嚼した。
「イやあぁぁぁぁぁっぁぁぁっあぁっあぁっぁ。」
と叫ぶ母様のいたるところに父はナイフを刺す
そして、まだ母様は生きているのに母様の体を切り取り食べた。
びじゃびぢゃびぢゃびぢゃぴぢゃぴぢゃと音をたてながら。
自身の体が血にまみれるのを厭わずに。
そして、母様を喰い終わッた父は近づいてくる。
ナイフを持って。
そして、
私の縄を切った。
そして
「私のかわいい、かわいいルリアちゃん。父様は、ルリアちゃんの人生の選択肢を2つあげようね。しっかり覚えておいてね。ルリアが小学校を卒業して初めての誕生日1月3日に答えを聞きに来るからね。」
と母様の血でまみれた口で私のほっぺにキスをする。
「1つ目は、私に喰われる。2つ目は、父様と結婚するかな。こないだ、子供らしい他愛のないセリフだけど、【ルリア、大人になったら、父様と結婚するぅ】と言ってくれたのは嬉しかったからね。」
そして、立ち上がりバイバイと家から出て行った。
そして、しばらくして
「ぎゃぁぁああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
と叫んで
目が覚めた。
すぅはぁと深呼吸する
じめっといやな汗をかいている。
「今日は、1月2日大切な日。」
と呟きつつ、シャワーを浴び制服を着た。




