授業中
私の斜め前の席に座る水掛魔こと私が助けたエルをなんとなく見る。
何でこいつ引っ越さなかったのかなと考える。
何だか、思考がぼんやりしている。この最近軍の仕事で寝ていないからなぁ。リリアスが仕事(事務)貯めてたからな。とやつあたりをこめて睨む。
ふと、黒板を見ると先生が、算数の問題について説明している。
「この問題では、まず、Ⅹ以外を右に移項します。そして、」と解説している先生をみる。眠たい。
一番後ろの窓側の席って便利だなと思いつつ取り留めのないことを考える。
もう面倒だし、アレの準備もあるし卒業式まで学校休もうかな。
と考えていると
「じゃあ、この問題、13Ⅹ+7=189をコバルトさんに解いてもらおうかしら。前の来て。」
たぶん、ぼんやりしていた私に怒っているのだろう。前の問題Ⅹ+7=9よりも難しい問題。
「はい。」とおしとやかに、だけど、はきはきと返事をして黒板に向かいチョークを持つ。
かっかつかつとチョークと黒板がこすれる音をたてつつ
【13Ⅹ+7=189 】
【 13Ⅹ=189-7 】
【 13Ⅹ=182 】
【 Ⅹ=14 】
とすばやく、30秒ほどで書く。
そして自分の席に帰る
先生の
「正解です。」と言う声と説明の声を聞き流し再度ぼんやりする。




