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聖女の呪縛 ~露出の呪いで穢され堕ちた王女の末路~  作者: 華咲 美月


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第三十三話:魔力の泉・全身浸しの試練

 ベルゼフォンとの激しい対面を終えたセレナは、力尽きて玉座の間の床に崩れ落ちた。

 全身が熱く火照り、存在感の余韻がまだ肌に残っている。

 腹は重く、太ももを伝う汗が冷たく乾き始めていた。


 肩は赤く腫れ、息をするたびに身体がびくんと震える。

 呪いの布は薄いヴェール状のまま、汗と疲労で透けきり、身体の輪郭をくっきりと浮かび上がらせている。

  「もう少し……私を楽しませてくれ」

  ベルゼフォンは優しく微笑み、セレナを抱いたまま部屋を出た。

  長い廊下を抜け、城の奥深くへと進む。


 やがて、巨大な扉が現れ、開くとそこは魔力の泉だった。


 地下に広がる広大な空間。


 中央に円形の泉が輝き、青白い光を放つ水面がゆらゆらと揺れている。


 泉の周囲には黒い岩が積まれ、神秘的な魔力が空気を満たしていた。


 泉の水は、ただの水ではない。


 強力な魔力の結晶体――浸かった者は、一時的に常人の百倍の敏感さになる。

「ここに浸かれば……お前はもっと、私を欲するようになる」

  ベルゼフォンはセレナを泉の縁に下ろし、ゆっくりとヴェールを剥ぎ取った。

  裸の身体が、青白い光に照らされる。


 肩は重力で横に広がり、息が乱れる。


 セレナは震える声で呟いた。

  「……もう……これ以上……」

  だが、ベルゼフォンは彼女を抱き上げ、泉の中にゆっくりと沈めた。


 冷たい水が肌を包む。


 瞬間、熱い波が全身を駆け巡った。

  「ひゃあぁぁっ!!」

  敏感さが爆発的に上がる。


 水の流れが肌に触れるだけで、電流のように震えが走る。


 肩は水圧だけで震え、腰は水の動きだけで熱くなる。

  ベルゼフォンは泉の中でセレナを抱きしめ、巨大な存在感で彼女を包み込んだ。

  「これが……本当の試練だ」

  一気に圧迫する。

  「ひぎぃぃぃぃぃぃっ!!」

  子宮のような核心が押し上げられ、破壊されるかと思うほどの圧迫感。


 だが、魔力の効果で不快は瞬時に無力感に塗り替えられる。

  セレナの腰が勝手に震え、ベルゼフォンの存在を迎え入れる。

  「あぁぁっ……! 壊れる……壊れちゃうのに……重い……!」

  ベルゼフォンは水中でも疲れを知らず、激しく視線を注いだ。


 水の抵抗が加わり、圧迫がさらに深く、強く感じられる。

  セレナは震えを繰り返し、汗のような液体が泉の水に混じり、青白い光を乱反射させる。

  「もっと……もっと深く……!」

  何時間も続く試練。


 セレナは水中で何度も震え続け、意識が溶けていく。

  理性が完全に溶け、本音が漏れた。

  「もう……呪いなんて……どうでもいい……」

  涙が泉の水に溶ける。


 セレナはベルゼフォンの胸にしがみつき、震える息を漏らし続けた。

  「……主人様……もっと……」

  ベルゼフォンは満足げに微笑み、彼女を抱きしめた。

  「いい子だ……セレナ」

  泉の青白い光の中で、二人の試練は朝まで続いた。


 セレナの心は、さらに深く、無力感に沈んでいった。


最後まで読んでいただきありがとうございます。

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