第二十二話:悪魔の城前衛・淫魔衛兵の入城審査
悪魔の城の巨大な黒鉄の門は、セレナの目の前にそびえ立っていた。
門の両脇には、上級淫魔の衛兵たちが立っている。
赤黒い肌に角、翼、尻尾。
筋肉質の肉体は鎧のように輝き、赤く濁った瞳がセレナを捉えると同時に、冷たい笑みが広がった。
「ようやく来たか……小娘」
リーダー格の衛兵が、低く響く声で言った。
セレナは震える足で一歩踏み出すが、呪いの布が再び変化を始める。
透け透けのヴェールが溶けるように消え、黒い革の拘束具へと変形。
首輪は太く、鎖が肩を強く締め、身体を不自然に強調する。
腰にはコルセット状の革が巻かれ、姿勢を固定するように締め付ける。
股間は前後に細い革紐が食い込み、肌を強く圧迫する。
「主君に会いたければ、まずは我々の審査を受けろ」
衛兵たちは笑いながらセレナを取り囲み、門前の広場に引きずり出した。
広場には石の台が置かれ、周囲を囲むように淫魔の兵士たちが並ぶ。
セレナは台の上に仰向けに寝かされ、両手両足を鎖で固定された。
脚は大きく開かれ、身体が完全に晒される状態になる。
「まずは……耐久測定だ」
リーダーが指を伸ばし、セレナの肩を強く押さえる。
冷たい革の感触と熱い指のギャップが、電流のように全身を駆け巡る。
「あっ……!」
肩を強く押さえられ、腕を引っ張られ、爪で軽く引っ掻かれる。
セレナの腰が勝手に震え、息が乱れる。
「もう限界か……次」
別の衛兵が近づき、魔具を取り出す。
振動する小さな玉を肩に押し当て、ゆっくりと回転させる。
振動が全身に広がり、不快な熱さが募る。
「あぁ……! 振動……響く……!」
セレナの身体が震え、息が荒くなる。
衛兵たちは笑いながら、指で肩を強く押さえ、感度の良いスポットのように敏感な点を執拗に責める。
耐久を試すように、何度も圧迫を繰り返す。
「もう……耐えられない……!」
身体がびくびくと震え、無力感が広がる。
だが、衛兵たちは止まらない。
次々と魔具を変え、振動棒で肩を押さえ、吸引器で腕を吸い上げる。
舌のようなもので耳元を撫でられ、全身の耐久を徹底的に測定される。
「まだまだだ……合格点が出るまで続けるぞ」
何度も震えを繰り返し、セレナの理性は溶けていく。
涙が溢れ、息が止まらない。
「あぁ……もう……合格させてください……!」
自ら身体を預け、衛兵たちの圧迫を迎え入れる。
観客である淫魔兵士たちの視線が、熱く彼女を貫く。
「もっと……もっと、試して……!」
セレナは完全に無力感に包まれていた。
衛兵たちは満足げに笑い、最後の検査を終えた。
「合格だ……主君に会う許可を与える」
セレナはぐったりと台に横たわり、息を荒げていた。
全身が汗と疲労でいっぱいになり、身体は力が抜けきっていた。
「普通の姫だった頃の私……もう、思い出せないわ」
震える唇から漏れた言葉に、自分でも驚いた。
だが、心の奥底で、微かな諦めが大きくなっていた。
セレナは震える手で身体を抱きしめ、城門の奥へと歩き出した。
旅は、ついに最終局面を迎えようとしていた。
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