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聖女の呪縛 ~露出の呪いで穢され堕ちた王女の末路~  作者: 華咲 美月


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プロローグ

 神聖王国エリュシオンの王宮、最上階に位置する聖女の間は、朝陽の光を浴びて純白に輝いていた。


 セレナ・エル・リュミエールは、窓辺に立ち、静かに祈りを捧げていた。

 長い金色の髪が、朝の光を受けてまるで溶けた陽光のように揺れる。

 碧い瞳は、穢れを知らぬ湖の水面のように澄み、透き通る白い肌は、雪よりも清らかで、触れれば溶けてしまいそうなほど繊細だった。


 純白の聖衣は、彼女の細い身体を優しく包み込み、胸の谷間も腰の曲線も、決して露わにすることなく、ただ神聖な気品だけを漂わせている。

「女神よ……どうか、この王国に永遠の光を」

 小さな唇から漏れる祈りの言葉は、まるで鈴の音のように澄んでいた。


 彼女の指先は、胸の前で組み合わされ、祈りの姿勢を崩さない。

 そこには、幼い頃から積み重ねられた厳格な修行の日々が刻まれていた。

 恋を知らず、男の肌に触れたこともなく、甘い囁きを耳にしたこともない。


 禁欲と清浄を誓い、聖女となるためだけに生きてきた。

 民衆は彼女を「純白の聖女」

 と呼び、父王は誇らしげに微笑み、婚約者のアルベルト王子は、遠くから優しく見守っていた。


 誰もが、セレナこそが王国に訪れる永遠の光だと信じて疑わなかった。

 彼女自身も、そう信じていた。

 明日、聖女認定の儀式が執り行われる。


 純白の聖衣に身を包み、神殿の祭壇に立ち、女神の光を受け入れる。


 その瞬間、王国全土に祝福が降り注ぎ、セレナは永遠に「聖女」

 として生きることになる。

「私……本当に、聖女になれるんだよね」

 セレナはそっと目を閉じ、頬を染めて微笑んだ。


 胸の奥に、微かな期待と、純粋な喜びが広がる。

 その微笑みは、汚れを知らぬ花のように可憐で、誰もが守りたくなる無垢そのものだった。


 ――誰もが、そう思っていた。

 誰もが、信じていた。


 この純白の聖女が、

 数日後には、

 紐一本で乳房を締め上げられ、秘裂を丸出しにされ、無数の男たちに犯され、絶頂を繰り返しながら、

「もっと……見て……」

 と懇願する淫らな姿になるなど、誰一人として想像すらしていなかった。


最後まで読んでいただきありがとうございます。

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― 新着の感想 ―
最後の一文の破壊力が凄まじい。何だあのパワーワードは……
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