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1861年6月15日、ミズーリ州ジェファーソンシティ。



1861年6月15日、ミズーリ州ジェファーソンシティ。



翌日、ライアン准将の指揮する蒸気船がジェファーソンシティに到着する。

州知事派のミズーリ州防衛軍がジェファーソンシティの防衛を放棄して後退して行ったことは、すぐに、市を占領したライアン准将の知るところとなった。

夕方に戻ってきた(しょう)の話では明日の朝にライアン准将の軍は蒸気船で出発する予定だという。


「ライアン准将はミズーリ州第二志願兵部隊から300を抽出してジェファーソンシティの占領維持に残すつもりらしいわ」


「すると北軍の残りは1400。これを訓練の終わっていないミズーリ州防衛軍500が迎え撃つと。

 アメリカ連合軍の西部戦線は兵力的に手薄だから一度の敗戦が致命傷になりかねない……」


思わず嘆息する。


「――やることに変わりはないか。

 日本の戦争じゃないだけ気楽だし」


頭を切り替えてから(しょう)を見てあたしは言った。


「明日、予定通りに決行するわ」



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