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1861年6月14日、ミズーリ州ジェファーソンシティ。夕。



1861年6月14日、ミズーリ州ジェファーソンシティ。夕刻。



ジェファーソンシティのホテルで同行の半蔵さんや蘭さん、牛若さんと合流した。

ホテルの部屋を押さえていた南部家の女騎士も含めて七人で協議を行う。


「ライアン准将はミズーリ州防衛軍を追撃するものと思われますわ。

 ジェファーソンシティからブーンヴィルまでは直線距離で50マイル弱ありますので蒸気船での追撃を選ぶものと思われます」


「後退していくミズーリ州防衛軍には砲兵がいない。

 ブーンヴィルの南方25マイルのティプトンでパーソンの砲兵隊が編成中だが間に合うかどうか……」


牛若さんの説明を受けて半蔵さんが追加情報を出す。あたしは全員を見回して言った。


「大砲ごと蒸気船を奪って、上陸した北軍に向かってぶっぱなすとかどうです?」


「それは面白そうだ。日ノ本を出る前に砲術の稽古はさんざっぱらやったからな」


「じゃあ、やっちゃいますか」


あたしの言葉にみんなが首を縦に振る。



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