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廃棄世界物語  作者: 猫弾正
☆ティアマット1年目 その3 ギーネ ティアマットの地で戦うですぞ 前篇
31/117

05 ガイアが俺にもっと輝けと囁いているのだ

「もう少しだよ、レオ」

 レオの腕を引っ張りながら、エルミナが路地を通り抜けた。

 路地の出口に座り込んでいる痩せた人物が、絶望に濁った虚ろな眼差しを向けてきた。

 老人に見えるが、実年齢は不明だった。腕には青い痣が浮かび上がり、甘ったるい奇妙なタバコを吸っているその人物は、重度の薬物中毒者なのだろう。

 年齢も性別も分からない小柄な人物の何も写してない瞳に背筋を粟立たせつつ、横を通り過ぎたアーネイは、明るい大通りに出て、ホッとしたように深呼吸をした。

『人口一千程度の田舎町でも、スラムはあるものですね』

 東部辺境領訛りが混じった帝國語で、ギーネが低く囁いた。

 

「ほら、あそこのアパートの隅の部屋だよ」

 エルミナの指差した先、寂れた一画にある二階建ての建築物が曲がり角に見えた。

「……レオ。マギーの今の身内は?」

 アーネイが訊ねると、レオはゆっくりと肯いた。

「俺の記憶が確かなら、彼女は子供を二人養っていた筈だ」

 エルミナが口を挟んだ。

「今は三人だよ。リサとカインの他に、メルって子が……」

 そこまで言ったエルミナは、初めて不安を覚えたように瞬くと、レオとアーネイの顔を見比べた。

 

 

「養っているということは、実の子ではないのですか?」

 アーネイの問いかけに、ギイ爺さんが朧になった記憶を探りながら応えた。

「いや、リサは実の娘だ。カインは拾ったと思ったが……あいつは世話好きでな」

 

 周囲の建物と比べても、うらぶれた雰囲気が漂う建物の隅がマゴーネの借りている部屋だそうだ。

 小さな窓だけで採光している薄暗い廊下を見回してギーネが足踏みした。

「……なんか、ゾンビとか出そうですぞ」

 不気味な雰囲気を感じ取って躊躇したギーネに、ギイ爺さんがせせら笑った。

「滅多に出ないさ」

「偶には出るのですか」

 血糊と思しき壁の染みを眺めて表情を引き攣らせながら、アーネイが唸った。

 その背後で、ギーネは彼方此方に向かって怪しげな空手で身構えている。

 

「子供と暮らすなら、壁の中のほうがいいだろうに」

 アーネイの意見を聞いたギイ爺さんが首を振った。

「壁の中なら寝床一つ借りるのと同じ金額で、壁外ならアパートを借りられる。

 子供を三人抱えていたら、他に選択の余地はあるまいよ」

 隣に立ったレオも、建物を眺めながら肯いている。

「あいつはそれなりに腕がいいからな……いや、よかった、と言うべきか」

 レオの手を握ったエルミナは、先刻までのはしゃぎっぷりが嘘のように沈み込んでいる。

 

 C級以上のハンターの称号は、基本的に大規模な部隊に対して与えられる。

 普通であればD級がハンターの最高位と考えていいが、此れも数は少ない。

 E級やF級にしても、ハンター協会の地方支部が賞金を掛けた盗賊などを複数回仕留めた者のみが昇進できる階梯である。

 階梯は上にいけばいくほど人数が絞られるのが普通だから、そう考えるとH級上位は、中堅とまでは言えずとも下位では恵まれている方かも知れない。

 

「マギーめ。いい腕だったが、それでもあっさりと死んじまうものなんだな」

 ため息を洩らしているギイ爺さんの傍ら。銀色のロケットを取り出したアーネイがそれを眺めてから、建物のドアへと手を伸ばした。

「誰かいますか?」

 ノックしながらの呼びかけに、建物の中から声変わりして間もない少年の声が聞こえてきた。

「誰か来たぞ!メル」

「お姉さん帰ってきたかな?」と此方はややあどけない少女の声。

「姐御じゃないぞ。鍵は持ってるはずだ。扉を叩いている」

「じゃあ、リサ!」

 壁の向こう側からばたばたと足音がして、扉についている四角い覗き窓が音を立てて開いた。

 覗き窓の向こう側の団栗眼が、レオを見て懐かしそうに細められる。

 

 ドアが開いて、顔に幼さを残した少年少女が二人、ひょいと顔を出した。

 短髪の子供が、レオの顔を見て素っ頓狂な声を上げた。

「レオのおっさんじゃないか。げっ、エルミナもいるのかよ」

「よう。カイン。それと、俺はおじさんじゃねえ。お兄さんと呼べ」

 少年たちは道案内のレオとは、顔見知りだったようだ。

 やや年長で活発そうなカインは、ガレージの戸口に立ったまま首を傾げた。

「マギーなら、今出てるよ」

「ああ、知ってる」

 低い声で応えたレオは、カインの後ろに立っている痩せぎすで黒髪の少女に目を向けた。

「……一人増えたのか」

「こいつはメル。マギーが連れてきたんだ。まったく物好きでさ」

 カインの紹介を受けて、メルはややおどおどした態度で挨拶してきた。

「……は、はじめまして。レオさん」

 口の端を歪めたレオは、苦い笑みを浮かべてカインを見た。

「礼儀正しいな。お前とは大違いだ」

 

 面白くもなさそうに顔を顰めたカインは、爺さんはスルーして、レオの傍らに立っているギーネやアーネイに好奇心むき出しの視線を向けた。

 珍しいくらいの美貌に目を瞠り、如何な想像力を刺激されたのか。

 レオに視線を戻してニヤニヤと笑っている。

「へへっ、おっさんも隅におけねえな。

 メル。レオのおっさんは、マギーの古い知り合いだよ」

「お姉さんの?」

 小さく呟いたメルと呼ばれた少女も、ギーネたちを見つめて肯いた。

「今はお姉さんは出ています。今日のうちには戻ってくると思いますけど」

 歯切れ悪そうに肯いたレオは、アーネイたちに振り返った。

 ギーネが口を開いた。

「この二人が?」

「ああ。マギーの……。マゴーネの身内かな。あと一人、女の子がいるが」

 レオの苦い口調を受けて、アーネイは視線を彷徨わせた。

「……気が重いぜ」

 子供たちはギーネ、アーネイとレオの関係に興味津々の様子で顔を見比べていた。

「それで、そこの美人たちは誰だよ?あ、チビのエルミナのことじゃねえよ」

 綺麗に無視された形のエルミナだが、何も言わずに俯いていた。

「……あたし、もう行くね。出来たらで、また後で会いに来てね。レオ」

「ああ、町を去る前に一度くらいは顔を見せるよ」

「うん、楽しみにしてる」

 

「あれ?なんだ、あいつ。普段は嫌になるくらい五月蝿いのに……」

 意気消沈して立ち去った喧嘩友達の様子に、しばし呆気に取られていたカイン少年だったが、気を取り直すとレオたちに家に入るよう促した。

「取りあえず、上がってくれよ」

 

 部屋の中は、それなりに整然としていた。

 真ん中にテーブルと幾つかの椅子が置かれ、鍋に入ったポトフが湯気を立てている。

 流し台には汚れた食器が積み重なっている。

 鉄パイプのベッドが四つ、四方の壁に並んでおり、片隅にはロッカーが置かれていた。

 電源が生きているらしく碌に光が差さない窓の代わりに天井から電灯がぶら下がって、室内に明かりを投げかけている。

 

「リサは?」

 レオの問いかけに、カインが応えた。

「出ている。昼飯を獲りにいったんだ。もう帰ってくると思うぜ」

「では、待たせてもらおう」

 部屋を見回したレオは、椅子が足りないのに気づいて仕方なく壁に寄りかかった。

 

「それにしてもマギー、何処に行ったんだ?」

 クロウが椅子に座りながら、愚痴るように呟いている。

「お姉さん。ちょっと帰ってくるのが遅いな」

 三人の来客に椅子を勧めたメルも、自分は寝台に腰掛けながら言った。

「南西の住宅街かな。この間、良い狩場を見つけたかもしれない。楽しみにしてろって言ってたし」

「遠いね。遅くなるかな」

「なあ、先に喰ってようぜ。

 帰りを待っていたら、何時になるか分からんぜ」

 カインが皿の上の料理に手を伸ばそうとするのを、メルが押し留める。

「リサを待とうよ。また、怒られるよ」

「怒らせとけよ。どうせ、何やってもあいつは怒るんだからよ」

 死んだハンターのマギーは、カインとメル、そしてリサという三人の子供たちの面倒を見ながら、暮らしていたようだ。

 口調とは裏腹に、子供たちが養い親を慕っている気持ちは充分に見て取れた。

 

 完全に酔ってるギイ爺さんは壁際の椅子に寄りかかって、鼾を掻き始めた。

 ギーネとアーネイが目配せしているのに気づいたレオが、怪訝そうな表情を浮かべた。

「私たちが会ったのは、南西の住宅地です。もう人違いと言うことは有りませんね」

 髪を掻き揚げながら陰鬱な口調でのアーネイの説明に、レオが小さくため息を洩らした。

 

 長くは待つ必要はなかった。

 それから程なくして、慌ただしく三人目の家人が帰宅した。

「あー、お腹空いた!」

 玄関から息せき切ってガレージへと飛び込んできた少女は、女子供でも使い易そうな小型サイズのクロスボウを背負っている。

「みんな!私を褒め称えなさい!今日の夕食は蟹虫の姿焼きよ!

 地下水路の入り口で、丁度一匹だけ幼虫がいたのさ!」

 凶悪そうな甲殻類を両手で掴んで威張っていたが、来客の姿に気づいて一瞬、硬直してから頬を紅潮させた。

「あ……あれ?もしかして、お客さん?」

 

「褒め称えなさい……だってさ」

 爆笑している少年たちを傍らに、レオが手を上げた。

「変わらないな、リサ」

 笑うなー、と少年達に飛び掛かった少女が立ち上がって決まり悪そうな顔で挨拶した。

「レオさん。久しぶりです。母さんに用ですか?」

 レオが唇を舌で湿らせた。落ち着かない様子で顎を撫でてから肯いた。

「いや、お前たちに話があって来たんだ」

「え。それなら、母さんが帰ってきてから……」

 戸惑う少女から視線を逸らすと、ギーネとアーネイの顔を順に見つめる。

 

「……さて、なんと言ったものか」

 アーネイが言った。

 この和気藹々として家庭的な空気を此れからの一言が決定的に破壊して、二度と元へは戻せないのだと思うと、訃報を告げるのにも躊躇を覚えてしまう。

 少年少女たちは、保護者が帰ってこないとは夢にも思っていない様子だった。

 亡くなったマゴーネは、それほどの信頼を子供たちに抱かせるに足る腕利きのハンターだったのだろう。

 

「……俺から話そうか」

 アーネイが躊躇っているのを見て取ったのか、レオが提案してきた。

「お願いします。レオ」

 少年達に向き直ったレオが咳払いをした。

「三人とも、落ち着いて聞いて欲しい」

 一息ついて、三人の顔を順に見回してから口を開いた。

「マゴーネ。マギーが死んだ」

 瞬間、少年たちは息を飲み、室内の穏やかな空気は一瞬で凍りついた。

 

 少年たちは、動揺。というよりは戸惑いを見せていた。

「えっと」

 各々が言葉を探すように見つめあい、或いは視線を彷徨わせていたが、ギーネが頭の中で十を数え終わった頃、少女が強張った笑顔を浮かべたままに言葉を返してきた。

「やだなあ、レオさん。何かの冗談?」

 事態を飲み込めないのか、理解したくないのか。カインという子もそれに乗った。

「おっさん。悪い冗談は止めてくれよ。怒るぜ」

 メルと言う痩せた少女は呆けた表情を浮かべたまま、呆然としている。

 少年たちの言葉に応えぬまま、レオはアーネイとギーネに振り返った。

「見つけたのはこの人たちだ」

「大変お気の毒ですが……このロケットを身内の方に渡しに来ました」

 進み出たアーネイは、形見の品を差し出した。

 

「……マギーが……冗談だろ」

 愕然としたカインは、膝からかくんと崩れ落ちた。

「信じられない」

 心此処にあらずといった様子のリサは、やっと声を絞り出すようにしてそれだけ言った。

 

 痛々しい光景を前に、アーネイはただ気の毒そうに子供たちを見つめている。

「確かなのですか?」

 最初に気を取り直したのは、メルという少女だった。

 顔から血の気は引いていたが、傍目には一番落ち着きを保っているように見える。

「このロケットの持ち主に託されました」

 

 ロケットを受け取って中を開いた少女は、じっと見つめてから頬に涙を零した。

「……ご免なさい。混乱しています」

「俺たちを騙そうとしてるんじゃねえのか」

 カインがヒステリックに笑い出した。

「マギー、前みたいに特訓だって。俺たちだけで過ごせって」

 笑いながらも、声は震えていた。血の気が引いている。

「で、ひょっこり顔を出したり、なあ、これってそういう冗談なんだろ」

 

「……アーネイ」

 ため息のような主君の言葉に肯いたアーネイは、子供たちに向き直ると狩場で在ったことを一から説明し始めた。

 南西の住宅街まで狩りに出かけたこと。

 そこで深手を負ったマゴーネと遭遇したこと。

 出会った時には既に虫の息だったこと。

 ロケットを託されて、家を訪れたことを語った。

「……以上です」

 

 子供たちは途方に暮れている様子でもあり、また打ちのめされている様子だった。

 暗い瞳で互いの顔を見つめては、何か言いたげに、しかし何も言えずに口を閉じてしまう。

 辛うじて立ち直った姿を見せたのは、一番の年長だろうリサという少女だった。

「態々、届けてもらって。有り難うございます」

 手渡されたロケットを両手の掌に握り締めながら、震えた声でギーネたちに礼を述べる。

 

「では、私たちはこの辺で失礼をさせて貰います」

 眠っていたギイ爺さんを揺り起こして、ギーネとアーネイは重たい沈黙に支配された家を後にした。

 

 続いて腰を上げたレオが、帰り際、子供たちに向かって振り返った。

「……俺は暫く町にいる。

『ナズグル』に泊まっているから、なんでも困ったことがあったら訊ねて来い」

 返答は無かった。

 その時、子供たちの表情に浮かんでいた悲嘆の色を現す言葉を、ギイ爺さんもレオも知らなかった。

 親しい者を失った子供たちの、色を失った顔から視線を逸らしたレオは、唇を固くひき結んだ。

 床を軋ませて廊下に出ると、吐き捨てる。

「いけねえや……子供があんな顔をするのは見たくねえなあ」

 

 重苦しい空気から解放されたからか。

 深呼吸してから、アーネイがギーネに話しかけた。

「此れからどうなるんでしょうかね?あの子たち」

「さあ、孤児院にでも入るのか、身内が引き取りに来るのか」

「……孤児院?」

 横から口を挟んだレオが、嘲るような笑みを口元に張り付けた。

「そんないいものはねえよ。少なくとも東海岸じゃなあ」

 

 ギイ爺さんもレオの言葉に同意した。

「……篤志家がいるにはいるが、スラムの子を引き取ってくれるかといえばなあ。

 同じ自由民でも、壁中の商人や労働者の子供たちが優先だしなあ」

「……どちらにしろ、碌でもない未来しか残されていないって訳ですか」

 アーネイが肩を竦める。

 外の寒風に耐えかねたのか、両手のポケットに手を突っ込んだ爺さんが小さくなって肩を震わせた。

「マギーの身内がいるにはいるが……大分、遠いからな……さて、どこだったかな?」

「ロングポートさ」

 レオが言うと、首を傾げたギーネが

「変な地名ですな。ポート・ロングではなくて?」

「いや、ロングポートであってる」

 

「ああ、そっちだったな」

 顔を顰めたギイ爺さんが言葉を続けた。

「勘違いしてたか。近いといえば、近いな。

 だが、時間の掛かることには違いねえと」


 マギーの身内とやらは、険しい山中にでも暮らしているのだろうか。 

 兎に角、これ以上、付き合うような義理もなくなった。肩を竦めてギーネは歩き出した。

「マギーさんの家名はなんと?」

 尚も立ち止まっていたアーネイの質問に、レオは鼻を鳴らした。

「ああ、家名はない。あいつのお袋がマギーを産んだ時には、親父は死んでいてその後、女手一つで育てられた。

 生まれ育った土地の名前を姓にすることも多いんだが、生憎、住んでた村に名がなくてな」

 アーネイが呆然としたように目を瞬いた。

 しかし、嘲弄する気配はないのでレオは言葉を続けた。

「別に、ティアマットじゃ珍しくも無い話だ。俺も似たようなものさ。

 物心ついた時には、親父と二人で旅をしていた。

 お袋も知らないし、長い間、親父と二人暮らしだったから、名前だけで関係が完結しちまう」

「……それは」

 微かに瞳を細めたアーネイに、レオは言葉を続けた。

「姓のない奴は大勢いる。名前さえない奴だっているんだ」

 絶句しているアーネイを前に、憂鬱そうなレオは気の進まない様子で言った。

「マギーの……あいつのお袋さんにも知らせないとな。

 まあ、そっちは俺がやっておくさ。だが、なんと言ったものか」

 

 レオと別れたアーネイは、足早にギーネの背中を追いかけた。

 追いついたギーネは、ちらりとアーネイに視線を送った。

「『文明崩壊。俺の輝く時代がやって来た』みたいな世紀末ファッションの主にしては、礼儀を弁えた人物です」

 そうレオを評してから、肩を竦める。

「なんですか、そのファッション雑誌の特集みたいな見出しは」

「ふむ。それにしても、やはりハンターは危険と隣りあわせなのだな。

 慎重に動いても限界はあるでしょうし、もう少しまともな武器が欲しいでですね」


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