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廃棄世界物語  作者: 猫弾正
☆ティアマット1年目 その2 ギーネ ティアマットの地を知るですぞ
22/117

ACT 21 真夜中の散歩

 連日の狩りに疲労が蓄積していたのだろう。ギーネ・アルテミスは、寝台の上で深い眠りに落ちていた。

「ううん……ティアマットの生活辛すぎる……おうち帰りたいよぉ」

 惰眠を貪っているギーネの夢の中では、顔も知らないはずの父親が広島弁で元気付けてくれた。

「ギーネよ。麦じゃ。麦になるんじゃ。踏まれて踏まれて強く真っ直ぐに伸びて実をつける麦になるんじゃ」

 そもそもギーネ・アルテミスに父親はいない。遺伝上の両親は三人とも女性であるが、夢なのでそんな些細なことは気にしない。

「……父ちゃん」

 涎を垂らしながら父親に甘えるように寝言を呟いたギーネの表情が、次の瞬間、恐怖に引き攣って小さな叫びを洩らした。

「なっ、なんということだ!父ちゃんが……ああ!父ちゃんに石仮面がッ!」

 魘されていたギーネが、びくんと痙攣した後にハッと目を見開いた。

 

 毛布に包まっていたギーネは、支離滅裂な夢の内容を思い出して唸りを洩らしてみた。

「……普通にいい夢見ていたのに、途中から何故か奇妙な冒険になってしまったのだ」

 寝る前に見ていたアニメの影響だろうか。とは言え、ティアマットでは他に楽しみもないので仕方ない。

 様々なコンテンツを入れた携帯端末だけが、ギーネとアーネイの娯楽の生命線である。

 

「よく考えたら、そもそもこの私に父ちゃんはいませんぞ?

 遺伝上の親は全員女性ですし、男の親戚自体が希少なのだ」

 ボヤキながらも半身を起こし、背骨をぽきぽきと鳴らして伸びをする。

 窓ガラスから外の景色を窺ってみれば、辺りはまだ薄暗かった。

 手元の携帯で時刻表示を確かめてみると、標準時間26時を示している。

「ティアマットの夜が長いのはいいのですが、中途半端な時間に起きるとやることなくて困ります」

 ベッドから起き上がったギーネは、外気の寒さに体を震わせていた。

「ううう、寒い。間違えてアーネイのベッドにもぐりこんでも許されますぞ。この寒さは」

 ぼやきながら毛布を羽織ると、お湯を貰おうとホテル受付の傍にある給湯室へと向かった。

「……実はIPS細胞というもので女の子同士でも子供が創れるみたいですし、誤って二人の細胞からベイビーを創ってしまえば、なし崩しにお嫁さんにしてくれるかも知れないのだ」

 鼻水が垂れてくるような寒さにハンカチで顔を拭きながらも、ギーネは名案を思いついた。

「古代地球世界では、子供が出来たら責任を取ってもらうのが一般的な通念だったのだ。

 むう、なんと言う素晴らしい習慣。折を見てアーネイの髪の毛なり切った爪なりから遺伝情報を採取して白いおたまじゃくしを培養するのだ、くふふ」

 色々と謎多き古代地球世界の風習に想いを馳せながら、寒さに凍りついた脳味噌で碌でもないことを目論んでいたギーネだが、次の瞬間、あることに気づくと、恐れ戦いたように震え始めた。

「いや、待てよ。そうなると髪の毛一本でも迂闊に落とした為に、見知らぬ相手と結婚しなければならなかった人もいる?」

 

 毛布を羽織ったギーネは、首を捻りつつも、ぺたぺたと足音を立てて給湯室へとやってきた。

 備品のヤカンにちょっと濁っているティアマットの水道水を入れると、コンロの火にかけながら、市場で買い求めた陶器のカップと使い捨ての紅茶ティーパックを取り出してガス台の横に置いた。

 寝る前に見ていたアニメの続きを携帯で楽しみながら、お湯が沸くのを待つ。

「……一部が伝奇風で浪漫があって好きですけど、みんな、三部が最高って言うのだ」

 熱いお湯をカップに注ぎ、暖めてからお湯を捨てると、今度はティーパックを入れたままお湯を入れる。

「出来た。紅茶。何ヶ月振りだろうか」

 茜色の液体を一口だけ口に含んで、ギーネはにんまりと微笑を浮かべた。

「おお……仄かな甘さと柔らかな甘みがあって、安物の輸入茶葉にしては上等なのだ。

 やはり紅茶は最高ですぞ。コーヒーなんかいらん子やったんや」

 

 宣告した瞬間、ガタンと大きな音を立てて、給湯室の扉が開いた。

「ひあぁっ、空飛ぶ人食いコーヒー豆の人類への怒りの逆襲が遂に始まった!?

 今のは嘘です!ホントはコーヒー大好きです!」

 びっくりしたギーネが言い訳しながら背後を振り返ると、そこには顔見知りのD級ハンターであるセシルが強張った表情で立ち尽くしていた。

「アルテミス……か」

 血の気の失せた表情で呟いたセシルは、給湯室の壁際にあるビニール張りのベンチに腰掛けると目蓋の掌で抑えつつ、喘ぐようにため息を洩らした。

 

 セシルの血色の悪さに驚愕しつつ、ギーネは取り敢えず紅茶を勧めた。

「酷い顔色です。まずはこれを飲みなさい」

 大人しく受け取ったセシルは、紅茶を飲み干した。

「……暖かい」

 セシルの頬に血色が戻ってきた。取り敢えず人心地付いたのを見届けてから、ギーネは毛布に包まったまま寝台へと戻っていった。

 

 すると、何故かセシルも背後についてきた。訝しげな表情でセシルを見上げた亡命貴族は、直ぐに何かに気づいたようにハッと目を見開いた。

「夜這いですね?」

 頬を染めると、ギーネは恥ずかしそうに両手を頬に当てる。

「……セシルのことは嫌いでは在りません。

 でも、待ってください。こんな。皆の見ているところでなんて嫌です。

 どうか、二人きりになれる場所で……」

 ゆりんゆりんと体をくねらせている亡命貴族を無表情に眺めて、セシルは声を絞り出した。

「……ティナがいなくなった」

 

 ギーネが真面目な表情となった。僅かに瞳を細めつつセシルを見上げる。

「ティナが?」

「迎えに行く約束をして……夕刻、彼女の家へと向かうと誰もいなかった。

 その先日には、彼女の友人がいなくなっている。ティナは酷く脅えていた」

「心当たりは?」

「奴隷商人……かもしれない。だけど、ティナは町の『市民』じゃない。

 保安官は頼れないんだ」

 泣きそうな表情をしたセシルが、歯を食い縛ってギーネに語りかけた。

「……他に頼れる相手がいない。一緒に探してくれないか」

 瞑目するように目を閉じたギーネだったが、すぐに目を見開いて快諾した。

「状況を説明してもらえますか?」

 

「今日の夕方。ティナを迎えに行く約束をしていたが、姿が見えない。

 それでティナの近くの廃墟に住んでいる子供に話を聞いてみた」

「ふむ」顎に指を当てて肯きながら、ギーネが先を促した。

「いなくなったと思しき時刻に、妙な連中を見かけたそうだ。

 大女と男たちが数人。それで全部」

 掻い摘んで状況の説明を受けたギーネが、軽く首を傾げていた。

「ならば、アーネイに話を聞いてみましょう」

「アーネイに?」

 戸惑っているセシルにギーネは肯きかけた。

「彼女は妙な連中が溜め池を見ていたのを目撃しています。

 あれでかなり鋭い目をしていますから、手がかりが貰えるかも」

 セシルがギーネの隣の寝台を見ると、そこは空いていた。

 

「この時間にいないのなら、多分ホテル前の公園ですね」

 ギーネの言葉通り、二人が表通りに出て道路を渡ると、深夜の公園で鉄棒で懸垂をしているアーネイが目に入った。

 薪やゴムの切れ端、石炭などが見境なく放り込まれ、燃え盛る炎が黒い煙を立ち昇らせているドラム缶の周囲には、数人の男女が集まって暖を取っていた。

 ギーネの姿に気づいたアーネイが鍛錬を止めた。タオルで汗を拭きながら異臭を放っているドラム缶の炎の傍らへ歩み寄ると、訝しげな視線で主君と連れ立っているセシルを眺める。

「アーネイ。セシルが話があるそうです」

 ギーネの呼びかけに肯いたアーネイが、セシルに鋭い視線を向けた。

「ティナがいなくなった」

「……出て行っただけでは?」

「預金も引き出されてない。それに……」

 セシルは迷彩服のズボンのポケットから何かを取り出した。

「ティナの家に言ってみた。床にこれが落ちていた」

 掌に乗せて見せてきたのは、ティナが首からぶら下げていた巾着袋。

 中身は飴玉。踏まれたように割られていた。

「ティナの住処に残されていたのは、大人の足跡だった」

 セシルの言葉にも戸惑ったようなアーネイは、主君に視線を向けてきた。

「アーネイ。先日、此方を窺っていた連中の仕業かも知れません」

 ギーネが言うが、アーネイは困ったように首を振っただけだった。

「……と、言われても、遠目に見ただけですから」

 

 希望の糸が途切れたかのように暗い表情となるセシルを見て、アーネイはギーネに囁いた。

「どう思います?」

「とりあえず行ってみましょう」

 提案したギーネに、アーネイは渋い表情となった。

「……真夜中ですよ?」

「何があったにせよ、放ってはおけませんよ」

 

 時刻は標準時間の27時を回っていた。惑星時間で言えば真夜中に近い。

 日中の喧騒が嘘のように、街路は静まり返っている。

 深夜の町並みは、また日中とは異質の雰囲気を醸し出していた。

 町並みを行くと、数ブロック毎にドラム缶の中に炎が焚かれており、周囲に老若男女が黒い影法師のように群がっていた。

 街路からも、防壁の上の自警団兵士が燃え盛るドラム缶の傍に佇んでいる姿が窺えた。

 

 無人の町並みを歩き続けている三人の周囲には、奇妙な緊張感が張り詰めていた。

 廃墟とも曠野ともまた異なる死と恐怖の匂いが、崩壊世界の夜の町には濃厚に漂っている。

「町中でも夜は危険な時間だ。時々、怪物が出るからね」

 ライフルを手放さないセシルの声に、ギーネが囁きを返した。

「頼りにしてますよ」

 夜の暗闇に虚しく明滅しているネオンや、二百年以上も生きている街灯。そして僅かな月明かりだけが三人の歩く夜の街を照らしている。

 

 町の出入り口に辿り着いた。防壁の内側の椅子に座って、うつらうつらしていた若い兵士が、セシルの顔を見ると肯きながら立ち上がった。

 顔なじみのハンターや市民は、顔パスで夜の門を出入りできるらしい。分厚い門扉が重たく軋む音を立てながら、曠野への道を開いていった。

 

「此処から先は……」言いながら、懐中電灯をつけるセシル。

 すぐ傍らにあるコンクリートの残骸の反対側で、何かが蠢く音が響いてきた。

 ギーネとアーネイが思わず立ち止まるが、セシルは足を止めなかった。

「大丈夫だよ。お化け鼠か、野犬の類だとしても……」

 それだけ告げると先を急ぐセシル。ギーネたちは顔を見合わせてから、その後に続いた。

 

 深夜にも関わらず、セシルは迷う素振りを一切みせずに歩き続けていた。

 闇夜に吐く三人の息が白い靄を浮かび上がらせた。

「セシルを信用して大丈夫ですか?」

 アーネイが急に帝國語で囁きかけてきたのは、街路を歩き出して十分ほどしてからだろうか。

「……町では信用されている人物とは言え、長い付き合いがある相手ではありません。

 誘いに乗って壁の外にやってきたのは、迂闊だったのでは?」

 アーネイの言にギーネは足を止めた。無言で家臣を凝視している。

 セシルが自分たちを罠に嵌めようとしている恐れもあるとアーネイは訴えていた。

 ギーネは、ティナが消えて血の気の引いたセシルの表情を見ていた。

 あれを嘘とは思えなかった。

 だが、アーネイは見ていない。ギーネと比れば、セシルと会話を重ねている訳でもない。

「完全に人気がない場所に誘い込まれました。

 セシルが何かを企んでいなくても、何が起こっても、不思議ではない土地です。

 一応、用心なさってください」

 アーネイの言い分も尤もなのだろう。ギーネはアーネイを攻めるでもなく、しかし翻意するでもなく穏やかに笑みを浮かべた。

「では、アーネイがわたしの分も用心してください」

 哀しげな微笑みを浮かべてアーネイが一度だけ肯くと、ギーネは再び歩き出した。

 

「……セシル、待ってください」

 先頭を歩いていたセシルの背後から、アーネイが呼びかけた。

 立ち止まって振り返ったセシルに歩み寄っていくアーネイ。

「……今は深夜です。後どれくらい歩きますか?」

「……すぐそこだよ。十分もしないで辿り着ける」

 呼び止められたセシルは、苛々しているようだった。声に僅かに棘があった。

「では、お嬢さまは此処に残ってください。わたしがセシルと見てきます」

 アーネイの言葉に、セシルは僅かに瞳を顰めた。

「……何故?」

「奴隷商人が、まだ居たらどうするんですか?

 それに……私たちがセシルと出会って、まだ半年も経っていません」

 僅かに躊躇していたアーネイだが、はっきりとセシルへの疑念を口にした。

「深夜に人気のない廃墟に共に来るよう求められて、随分と防壁から離れました」

 

 セシルが沈黙した。アーネイを昏い瞳でじっと見つめると、低い声で問いかけてきた。

「わたしを信用できない?」

「……端的に言えば、そういうことです。

 それに、私たちが行った所でどれほど役に立つか」

 危険な感じがした。緊張感を孕んだ二人の会話に、ギーネが口を挟んだ。

「行くと言い出したのは、わたしですよ。アーネイ」

「……ですが」

 押し問答をしている帝國人主従にセシルが無言で寄って来た。

 何事かと言い争うのを止めたギーネに向かって、ライフルを掴み直すと差し出してきた。

「貴女が持て。わたしを信用できないと思ったなら撃てばいい」

 

 ギーネは無表情のまま、思惑を推し量るように。一方のアーネイは、正気を疑うような胡乱な眼差しで、セシルを見つめている。

「貴方たちは、鋭い目を持っている。

 わたしが見落としたところでも、何か気づくかも知れない。助けて欲しい」

 武器を預けるのは、セシルにとっての精一杯の信頼の証なのだろう。

「ライフルは貴女が持っていてください」

 首を振ったギーネの傍らで、控えていたアーネイが手を伸ばした。

「いいえ、では、わたしが預かります」

「……アーネイ?」

 嗜めるような、真意を問いかけるようなギーネの視線を受けて、アーネイは首を振った。

「お嬢さまは人を信じすぎます」

 格好悪かろうがなんだろうが、ギーネを守る為ならなんでもするのが、アーネイの自身に定めた役目であった。

 

 

 やがて三人はティナが寝泊りしていたと言う廃墟へとやってきた。

 アーネイが懸念していたような襲撃の気配もなく、建物に踏み込むと、懐中電灯の明かりに驚いたのか。変異していない小型の鼠が慌てて、転がる瓦礫の隙間へと逃げ込んでいった。

「……此処だよ。ほら、足音が」

 セシルが指し示しながら、懐中電灯の光を差し向けた床の上には、積もった埃に巨大な足跡が刻まれていた。

「30センチ近くあります。確かに大きな足跡ですね」

 ギーネが嘆息し、アーネイが唸りを上げた。

「見たことはありませんが、ミュータントに浚われたのかも知れない」

 

 ギーネは建物の中を見回したが、部屋には僅かな生活用品以外に何も残っていない。

「うーん。だけど……」

 しゃがみこんでいるギーネだが、コンクリートの床には痕跡も殆ど残っていない。

「……追跡は不可能ですね、これは」

 アーネイの低い呟きにギーネは首を振った。

「いえ、これだけ大きな足跡の人間なら体重も相当なはず。

 セシル、懐中電灯を貸してくれますか?」

 建物の前の地面には、コンクリートが割れて地表が剥き出しになっている場所があった。

 泥の地面に僅かなへこみも残されてはいなかったが、しばらく周囲を歩き回っていたギーネが、目当てのものを見つけて小さく快哉を上げた。

「見つけた!泥の跡がコンクリートに残っています」

 

 

 セシルとアーネイが足早に歩み寄ってきた。

 ギーネは懐中電灯で足跡を示してから、暗闇に立ち聳える鉄筋コンクリート製の廃墟の一群を指差した。

「これが襲撃者の足跡とは断定しきれません。

 ですが、此処からあちらのスラム街に泥の跡が続いています」

 ギーネの言葉を聞いたセシルが、面食らったような表情を浮かべて廃墟を見つめた。

「あれはただの廃墟だ。スラムじゃない」

「……え?しかし、私たち」

 セシルの言葉を聞いたギーネが、微かに戸惑いを見せた。

 アーネイがギーネの発言を引き取って言葉を続けた。

「あの場所に迷い込んだ時、私たちは確かにそこの住人に追いかけられましたよ?」

「あの時は、肝を冷やしましたのだ。もっとも私の北欧神拳で不埒な悪漢共は蹴散らしてやりましたぞ」

 得意げなギーネを前にして、セシルは、やはり戸惑った表情を浮かべている。

「まさか……冗談だろう?」

「どうして言い切れるのです?」

 今度はアーネイのやや棘のある言葉に、セシルは困惑した態度のまま、説明を始めた。

「あそこは元は市街地の一部だったんだが、巨大蟻のコロニーがある東の丘陵に面している。

 巨大蟻やら、お化け鼠やら、それを狙う大蟷螂だのミュータント鼠人やらがしょっちゅう入り込んできているんだ」

 何かを考え込むように俯きつつも、セシルは旧住宅地の説明をしてくれた。

「旧市街には、曠野との境を作る簡素な防壁しかない。

 スラムの形成なんて無理だ。

 とてもそんな大勢の住民が住み着ける環境ではないよ」

 聞き終わったギーネとアーネイは、厳しい表情をしたまま視線を合わせた。

「では、あの時、私たちを追ってきたのは何者でしょうね」


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