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前編

 おことわり:これは小説でも物語でもありません。小説を読みたい方は私が上げている作品をご覧になってください。


 みなさんはテレビやインターネットなど様々メディアで「殺人事件」というフレーズを耳にすることがあると思います。殺人事件、つまり人が人を殺めてしまう事件のことです。

 昨今においては、中高年の無職の人が不可解な動機で無差別殺人をしたり、20にも満たない学生が人を殺してみたいという理由で同級生をターゲットにするなど、かなり物騒な事件が増えています。

 では、なぜそういった人たち「殺人事件」を起こすのか、そして、なぜ人を殺してはいけないのかという基本にも立ち返り、考えていきましょう。

 

 I, 人を殺めるとどうなる?

 日本の法律で裁かれます!!(我ながらドストレートすぎる笑)

 具体的には、その殺害方法や人数によって変わります。包丁で同居の旦那を殺害したという例をとって説明します。

 最近旦那と折り合いが合わなくなり、毎日些細なことで怒鳴られたり、殴られたりするようになった。さらに、借金にまで手を出して家計も大赤字!そして旦那に対して我慢の限界を迎えた妻が………という状況とします。

 この場合、殺人罪が適用されるというのは、皆さんのご想像の通りでしょう。では包丁で殺めるのではなく、火をつけて旦那を家ごと燃やしたとなるとどうなるでしょうか。この場合、通常の殺人罪に加えて放火罪も付け加えられるため、先ほどのように包丁で刺したり切ったりするよりもより重たい罪を負うこととなります。

 逆に、旦那が私を殺してくれと妻にお願いをして、妻が包丁で旦那を殺害したとしたら、そのときは殺人罪とはまた違う、嘱託殺人罪という罪が課されます。この嘱託殺人罪は通常の殺人罪よりも量刑は軽く、殺人罪では死刑や無期懲役になることはあっても、嘱託殺人では最大でも懲役7年ほどです。

 他にも、殺害した人数、殺害に至った動機、強い殺意があった場合など、同じ殺人罪でも量刑が変わってきます。つまり、少々回りくどい言い方をすれば、殺し方であったり、殺した背景やその過程で犯した罪により「殺人」という罪そのものが重たくなったり、軽くなったりするのです。

 ではなぜこのように罪そのものの重たさが変わってしまうのか、そして殺害された側の立場に立って考えてみます。

 中編へ続く!!!

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