第二十話 突然の訪問
投稿が遅れてすみません<m(__)m>
受験だったので、ずーーーっとPC放置してましたッ・・・;
でも、無事に終わったのでこれからはしっかりとやります。
ですから、これを読んでくださっている方はこれからも、よろしくお願いします☆
『それでは、次のニュースです。新しい長の立候補者が出揃いました。こちらのボードを見ていただきたいのですが・・・・』
朝のニュースが部屋中に響く中、空は大きなあくびをしながらパンをかじっていた。
『やはり、一番可能性が高いのは、酒井章夫さんでしょうね。』
『そうですね~。』
ピンポーン
突然玄関からベルの音が聞こえ、空は驚いたせいでパンを喉に詰まらせた。
すると、もう一度なったので、空は頭をかきながら玄関を思い切り開けた。
「誰だよ。何度も何度も。」
「私だ。久しぶりだね。空君。」
その、何とも優しそうなおじいさんの声を発しながら、どこかドスが効いている声の張本人を見て、空は硬直した。
「酒井・・・さん。」
「入れてもらってもいいかな?」
「は・・・はい。どうぞ・・・」
酒井は家に入るなり、きょろきょろと中を見回し、一番大きなソファーに腰をかけた。
しばらく沈黙が流れ、テレビのアナウンサーの声が響いていた。
最初に口を開いたのは酒井だった。
「急に着てすまないね。私が言うのもなんだが、空君も座りたまえ。」
「・・・はい。」
空は、素直に酒井の言葉を聞き、酒井の右隣の小さなソファーに座った。
「今日私がここに来たのは、君にある話をするためだ。」
「ある話・・・?」
「空~。やっぱし今日休みかなぁ~。もう2時間目だぜ?辰哉か雄大しらねーか?」
「しらねーな。休みなんじゃ?」
「でも、空が学校休んだことないよね。」
「そだっけ?」
「そうだよ。」
「風邪なんじゃねーの。」
「なんで辰哉はそんなにそっけないんだよ!」
「別に。普通に風邪ひいちまっただけじゃね?だったら、お見舞行こうぜ!あの豪邸に!」
「いいな!それ!賛成ぇ☆」
「確かにあの豪邸は行ってみたいかも・・・。」
「だろ?んじゃ、雄大も決定ぇー!」
「そんじゃ、学校終わったら即行こうな!」
「おう!」
『空くん。君に話があるんだ。』
『話・・・ですか?』
『そう。ご家族の話を。ちょっとね』
次回は・・・
教えれな―い❤←きもッ;