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みぞおちとマブダチ

作者: 河内助六

2ヶ月程まえからみぞおちの少し上あたりに鈍痛のようなものを感じ始めた。


心配性と過敏症のダブルパンチで心が揺れる。


精密検査を誰に勧められるわけでもなく、率先して行う。


人生初の内視鏡検査。

得体の知れない管をおいどの穴から挿入され、感じたことのない気持ちになる。


人生初の胃カメラ。

得体の知れない管を上の穴から挿入され、感じたことのない気持ちになる。


人生初の行いわ、どんなに楽しいことであっても、なんとも言えない気持ちになる。

人生初なんて消えてしまえばいいのにと思った。


内視鏡検査の結果。

非常に綺麗な腸だった。問題なし。


胃カメラの結果。

非常に綺麗な胃だった。問題なし。


どーなってやがるんだ己の身体。


されど止まないみぞおちの鈍痛。


角度を変えて、整形外科へ


検査の結果、椎間板ヘルニアと診断される。


どないなっとんねん、己の身体。


時を同じくして、半年交際し、結婚も考えていた彼女にフラれる。


人生初の事が立て続けに起こった。


なにもかも彼女のせいだ。


人生で初めて何かを誰かのせいにした日だった。



みぞおちの痛みとの交際は始まったばかりだ。

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