日本にも3食を満足に食べられない子供が……おじさん「じゃあ、俺と住もうよ」
生まれて間もない赤ちゃんが捨てられるといった事件がある。
この世に生まれて30年以上となると、ホントに自分は親に恵まれてるなって思う反面。
このくらいの歳になると
「結婚をしたいものだね」
そうは言っても遅すぎるか。そして、言われた事だが、『あんたは彼女になんかして欲しい事とかあるのか?』って問い、自分は答える事は出来なかった。
それつまり、残念だけど。あんたは今が凄く幸せなんだと思うよ。
それ言われると、まったくその通りなのだ。一人暮らしの快適な気楽さと、金が掛かることをやっていない故の安心感。お仕事だって順風満帆。体が少しキツイくらいだ。
世間体という事より、何か世のためというか、人のためというか。もう老いるのを楽しむだけの自分に使う金よりも、まだ先のある子にお金を使いたい。
彼女ができないなら、子供でも欲しいものだね。(どーいう望みやねん)
「遺棄するくらいなら、おじさんが引き取りたいもんだよ(一人が限界だけど)」
どうかと思うが、子供部屋おじさんと呼ばれる独身男性に、小さな子供を預けてみないか?言い方が悪いんだが、
「母親が喜んで育てそうだ」
孫の顔を見て喜ぶ、母や父がいる。血の繋がりは当然大事だけれど、……その観点を無視してしまうが、子供を育てるのは楽しいんだろうな。息子・娘が、小さくなって帰ってきたら、絶対にテンション挙がる。血の繋がる息子の事を捨てるかもしれん。(それはそれで良いか?)
ネットのCMで凄く貧しい子供がいるのなら、金だけは結構蓄えてる、独身のおじさんに預けてみないか?ゲームは買ってやるし、学校にも通わせてやる。車やギャンブルよりかはとても有意義だと思っているんだ。その代わりと言ってはなんだが、買い物と夕飯の手伝い、掃除といった家庭の身の回りを頼みたい(水曜日と土曜日だけとか)。一緒に住む者として、料理や掃除を教えてやってもらうくらい。
旅行とかは……独身だと無理だから、学校で出会う友達と仲良く遊ぶ事で我慢してくれ。
いや、それを彼女に頼めよって思うかもしれないが、今の社会って女性も働いているだろう?これがやっぱり縛りとしてキツイのよね。
子供が暇というわけではないが、家事ができるかできないかで、将来は大分違うぞ。
などという、捨てられるお子様はおじさんと一緒に住もうという神懸かり的な提案に対し。
「道端で死ぬより、知らないおじさんと住む方が子供にはキツくないですか?」
「それだったら子供が満足に飯を食えない方がいい」
「ちゃんと育てられるか疑問だぞ」
育てる云々はともかくとして、そんなに知らないおじさんと住むのは嫌なのか?
死ぬ方が良かったのか?
「子供が家事を覚えるわけないじゃない。あんただって引き籠りしてた時、家族にご飯やお風呂の用意はしてた?拾われた子供が不幸になる事を考えなさい!!」
「母親が一番キツイ事を言うなぁ」
……考えるだけの救済なんて、難しいものだ。