なろう界隈にはびこる老害は役に立つけど、おしゃぶりを咥えさせないとうるさ過ぎて界隈が発展しない説。
前回、「老害は張りぼてとして役に立つ貴重な存在」と言ったんですけど、そんな老害ちゃん達も黙っていればの話なんです。
おしゃぶりを咥えさせてさえいれば問題無いのですが、自己発信をするタイプは本当に問題です。
どういう問題があるかと言うと「新しいものを拒みすぎて発展しなくなる」というものです。
まあ、発展はしないけれど衰退もしないある意味最強のカテゴリーである小説ですが、発展しなければ面白みがないですよね。面白みが無ければ、誰も参入しないわけですよ。そして、戦略的に書いて目立ってくれる人が増えてくれないと……。そういう事です。
つまり、なろうが盛り上がっているのは戦略的に書いてる人達のおかげです。
そして、その戦略が新しいものであれば、老害達が騒ぎ立てるのです。
新ジャンルが出たら、そのジャンルの内容にケチをつけ。
新たなテンプレが生まれれば、そのテンプレにケチを付け。
挙句の果てには
「長文タイトルは小説じゃなぁァァい!」
やら……
「その書き方は小説じゃなぁぁい!」
やら……
よく見かけますよね……Twitterで。
こういう人達が、新しい芽を傷付けるのです。
そんな老害たちの共通点というものがありまして
1、テンプレが嫌い
2、長文タイトルが嫌い
3、チートが嫌い
4、ハーレムが嫌い
5、擬音が嫌い
この4つの内2つ3つに当てはまり、それにこじつけて何でもかんでもケチつけるんですよね。
勿論、客観的に見ても面白いとは思えない物が多く目立っている現実もあります。
ですが、それは我々視点なんです。
我々は、研究の為に多くの似たりよったりを読みます。ランキングを把握したり、流れてくる宣伝が目に入ったり。
アクセス解析を見たり、ブックマーク数を見たり、レビューや感想や総合評価を見たり。
読者ではなく作家としての視線と、小説を書くなどという黒歴史を誇るオタクという視点。
その2つの異質な視点で見ていることを忘れてはならないのです。
相手はライトユーザーがほとんど。小説を買わない。円盤を買わない。無料で読んでいる人たち。
ライトユーザー目線で考えてみれば、そんなに面白くないと思えないのでは無いでしょうか。
数に触れているからこそ、実際に書いているからこそ見えるものもあるのです。
そんなライトユーザーが読んでいるから人気になっているのだと言うことを、ちゃんと納得する必要があるのです。
まあ、それが出来ないから老害なんですけど。
必要なのは、昔からある木と新しい木が生い茂った森なんです。
古株だけの森では無いんです。
なので、古株の木は新芽の栄養を奪ってはならないんですよね。
なので、老害の皆さんは栄養を奪わないように、野次を飛ばすのを辞めましょう。
以上で今回のエッセイは終わりです。
ちなみに僕は、古株はある程度切り落とさないと自由な森にはならないと思っているので、そうそうに切り落としたいと思っています。
( ´・ω・`)つ[おしゃぶり]