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さんわー ネカマな僕と幼女になった店長さん

さんわーです。


頭がこっちに向いてるうちに書いてしまいました。


-ログイン-


一瞬のホワイトアウトの後、目を上げると、そこには懐かしい光景が広がっていた。


始まりの町「アレクセイ」、フィールドにでるためのゲートを中央にすえて、放射線状に街道が伸びその道に沿って町並みがある。


そして、そのゲートがある中央広場はいま現在、数多くの初心者プレイヤーによって埋め尽くされていた。


中には、初心者プレイヤーに安く物を売っている学生プレイヤーの姿や、チュートリアルを行っている風紀委員のGMプレイヤーの姿もちらほら見ることができる。


懐かしいな、β版が始まった時の光景を幻視して、僕はついそう思った。


とりあえず、愛しのみことさんはいるかなっと思い立って、ステータスバーの中からフレンドの名簿を呼び出す、たくさんの学生プレヤーの名前が書かれた名簿をスクロールさせて目当てのみことを見つけるが、名前はオフラインの証である黒い文字で表示されていた。


ふむ、忙しいのかな?


聞いたことは無いが、β版で一緒に遊んでいるときも良く、バグが出たなどで落ちるときがあったので、きっとみことさんは管理者側の生徒なのだなー、と前々から思っていた。


流石に本営業で忙しいだろうし、しばらくは一緒に遊ぶのは無理かな?


じゃあ、とりあえず、バイト先にでも顔を出すかな。


目当てのみことさんに会えそうに無いので、僕はバイト先に行くことにした。


実をいえば<ログセリオン>の世界において学生の役目はβ版の被験者だけでなく、お店などの店員キャラも任されていたりする。


世界観、情景に力を注いだ<ログセリオン>の世界の自由度はかなり大きい、そして、β版をプレイしていた学生達には、特典であり義務であるお店の経営があったのだ。


つまり、その辺の店舗などは学生達が運営している物が多いのだ。


僕も、学生であるかぎり、その役目から逃れられるはずも無く、超美人な魔女が店長の魔宝具店「ウイッチコンチェルト」にバイトとして雇われている。


まあ、お店は、「アレクセイ」にあるから歩いていってもすぐ付くのだが。


カランカランと鐘を鳴らしながら、見慣れた魔宝具店の扉を開くと。


「おおー、まっておったぞふうか」


と、いつもどおりのしゃべり方をする幼女が立っていた。


「あれー、店長は?」


「ここに、いるじゃろうが」


ふむ、声は聞こえるのだが?


「むむ?この声はどこから?」


「わしじゃーーーーー!」


幼女でした。めっちゃ幼女でした。


「店長、幼等部だったんですか?」


「小等部じゃー!」


怖くない、怖くない、前までの美人さんに怒られたときはとっても怖かったけど、あの美人さんをミニチュアにするとこんなにも愛らしく。


「店長、いや、アイリス店長抱きしめてもいいですか?、いや、抱き締めてもいいですか!!!!」


「......なぜ、二回いったのじゃ?」


心底呆れた表情をする幼女が立っていらっしゃる。


「大切なことでしたので」


僕が、ビシッと答えると、店長は一歩後ず去った。






その後、逃げる店長を捕まえて、カウンターの店員用のイスに座ってから膝の上に店長を座らせる。


幼女店長はしんそこ疲れた表情をしていらっしゃいます。


膝の上に座ったまま、上目遣いでこちらを見上げると。


「ところで、ふうか、身長のびとらんか?」


と訊ねてきました、ああー、美人状態だと妖艶な感じだったけど、幼女だと可愛い舌足らずな女の子ですね、もって帰っていいですか?


「生態情報をかぶせたら伸びました」


その返答に、苦い表情を浮かべる店長、


「わしは、縮でしまったのじゃー」


と、可愛くのたまってくださる。


「いいじゃないですか、私達は魔法職だから小さくたって変わりませんよー」


と、頭をなぜなぜしてあげると、はうーと歳そうおうな表情を浮かべて弛緩なされた、襲っちゃいますよ店長?


そんな感じで、店長を抱いた状態でお店番、なかなか乙なものですなー。


カランカラン、鐘の音と扉の開く音。


『いらしゃいませー!』


ちゃんと仕事もしますよ、もちろんです。


さんわー 


連続投稿じゃあません。


打って書いて投稿!


鉄は軟らかいうちに打てって奴です、違うか?

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