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俺達YOEEEEEE?けど異世界満喫したいよね?  作者: くまの香


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16話 スキル会議続く

 ----(大島視点)----


「でだな、さっきの話に戻すぞ」


「さっき?」



 俺のカラーボックスですっかり話は脱線してしまったのだ。



「小宮のスマホのスキルの話だ。調べた結果、第四スキルが四つあったが、おそらくもっとあると思う。そこら辺はニッポンギルドでも調べていそうだ」


「だよな。スキルが4種類は少なすぎるよな」


「あ、ごめん。俺の自動翻訳だとモニャモニャに聞こえるんだよ」



 やはりそうか。地球に該当がない、本人が言語化出来ないものは翻訳が難しいようだ。



「スキルが幾つあるよりも重要なのが、『第四スキル』ってとこだ。第四があるって事はその上に第三、第二、第一があるって事だろ? 小宮、他の階位のスキルの情報もあるのか?」


「あります!」



 それを聞いた小宮は急いでスマホを取り出してさっきの画面を開いた。



【第四スキル】

物理攻撃 ※疲れると使用不可 体力スキルとセットが好ましい

魔法攻撃 ※魔力が切れると使用不可 魔力スキルとセットが好ましい

物理防御(パッシブ)

魔法防御(パッシブ)



 この、最初の画面だけでも情報が凄いな。画面をスクロールしようとした小宮の指を止めた。


 第四階位のスキル。

 防御はパッシブ、しかもオンオフ可能。

 攻撃系は、使いすぎると使用不可になるのか。

 体力、魔力スキルとセット、とあるが、それらのスキルは階位が別なのか。


 小宮と加瀬、よく調べたな。

 元自衛隊であるギルドはひたすら訓練やレベル上げありきになっているからな。もしかすると秘密の部署が動いているのかもしれない。



 小宮が俺の顔を見ながら画面をスクロールした。



【第三スキル】

体力(パッシブ) 通常より疲れを感じない

気力(パッシブ) 通常よりやる気に溢れる

魔力

尽力(パッシブ)

魅力(パッシブ)



「魔力だけパッシブではないのか。攻撃とも防御とも違う、魔力とは何だろう。持って生まれたもの、だろうか?」


「すみません。そこが何度か聞いたけどちょっとわからなくて。でもパッシブは出来ないみたいな事言われて……」


「あと、気力も実はイマイチ……。いつもよりやる気があるみたいな説明でした。重い物を持つ時みたいなとかどうとか」


「尽力と魅力もちょっとあやふやで……」


「あ、うん、そう。尽力も人によっては貢献とか支援に聞こえた。サポート的なスキルかなぁ」


「あと、魅力! これ、魅了みたいなスキルかと思ったけどそれも違うみたいで」


「俺、そのスキルは全く翻訳してもらえなかった……。俺に魅力はないのかも……」


「クサァ」


「クサちゃうわ!」


「あ、ただ、魅力と尽力は本人じゃなくてグループに必要みたいな事いってました」


「グループ……。パーティ専用スキルか」


「あ、うんうん、そんな感じだ!」



 小宮と加瀬は謎が解けたよろこびでお互いハイタッチをしていたが、清みんはそろそろ飽きてきたようで、地面をほじくっていた。

 それに気がついたら小宮がさらにスクロールさせたスマホ画面を清みんの顔に近づけた。



「ほら、シショーのスキルは第二に出てくるんですよ!」


「さすが兄貴です! 第二スキル群のをお持ちとは」



 清みんが瞳を輝かせて画面に目を向けた。


【第二スキル】

回復 物を元の状態へ回復させる

育成

観察



 一瞬輝いた清みんの瞳がすぐにどんよりとしてしまった。



「…………こんだけ? 回復、物を元の状態へ回復させる。わかってる……。こんだけ、なんだ……」


「いや、でも、第二スキルだぞ! 清みん! これは凄いスキルに違いないぞ?」



 慌てて慰めるが、清みんはチロっと画面を見て直ぐに地面に目を落とした。



「育成に観察……。回復以外も地味なのばっかだね。……もしかして2より4の方が凄くない?数字が上がるほど良いスキルなんじゃない?」



 俺と小宮、加瀬の3人は顔を見合わせ黙ってしまった。


【第二】回復、育成、観察……。

【第四】物理攻撃、魔法攻撃……。


 う、うむぅ。もしかすると単にスキル石のドロップ率で分けられているのか?


 いやいやいや、清みんの回復スキルは凄いぞ? うっかり頷きそうになったが、物理攻撃より凄いと思う。

 それに……。



「ほら、清みん、経験値だってさ、物理攻撃は小数点以下4桁だけど、回復は小数点以下6桁だろう?」


「そうですよ! シショー! 高レベルのスキルほど経験値を貯めるのが大変ってのはジョーシキですよ!」


「そ、そうか……。そうだよね。……あ、そしたら大島っちの完全防御って小数点以下7桁じゃなかった? つまり、完全防御って第一スキルなんじゃない?」



 清みんの言葉に小宮達が俺を見た。



「第一スキルの情報はどこからも手に入れられなかったんすが、そうか、そうですよ! 大島さんのカラーボックス! アレ、第一スキルっすよ」


「こんな近くに第一スキル持ちが居たとは! すげぇ!」



 清みんを含め3人に囲まれた。

 てか、俺のスキルがいつの間にカラーボックスに改名したんだ?


 小宮がスマホのメモ画面に『第一スキル カラーボックス』と入力していた。

 違うぞ?


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