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課題

作者: ナダ

アドラー心理学の「課題の分離」


この話も何度もしている

人間関係のいざこざは元を辿ればここに行き着く


人は皆それぞれ課題を持って生まれてくる

様々な体験から学び成長して進化するため

例えば私の課題のひとつは「愛」

愛とは何か、人生に起きる出来事を通して知り、学んできた


自分の見る世界は全て、自分の中にあるもの

自分の思い(エネルギー)が外側に現れる

人の振り見て我が振り直せ、という

人の振りは我が振りそのままなのである

そのいざこざが、悩みがあなたの課題のヒントだ


アドラーのいう課題の分離は、人生の課題というより日常的な人間関係の話


人の課題に手や口を出さないようにすること

同じく自分の課題に首を突っ込んでくる人を気にしないこと

人の問題やよその家庭を自分のことのように考えるのをやめる


人生の課題を横取りしない

バシャールは課題のドロボウと言っていたかな

自分の解決すべき問題に取り組む

人の課題にまで手を出さない


その境界、見極めができていないと揉め事になる

子どもの進路を親が決めるなんて、顕著な例だ

助言とコントロールは違う


自分のことは自分が選択する

彼のことは彼が選択する

シンプルな話だ


自分の課題は自分がクリアする

彼女の課題は彼女がクリアする

それだけのこと


人の課題が気になる場合

大概、自分の中の問題点と重なる部分がある

人の問題の中に自分の課題を見ている


人を指摘する前に、自分を振り返ってみるといい

偉そうに言う私自身もできていないのだが

皆、似たような課題を抱えている

だからこそ、混同してしまう


人のことは客観的に冷静になれるけれど、自分のことになると周りが見えなくなったりして

持ちつ持たれつ

課題は分離して対処する


人の分の悩みまで背負うのは無茶だ

自分の人生だけで手一杯なのだから

自分の課題をクリアしたくて生まれてきてるのだから、自分の人生を楽しむこと

人のことより、自分と向き合う


アドラーの著書を読んでもらえればわかると思うので、私が書かなくてもいいのだけれど

これは、宇宙のルールと一致している

介入してはならない決まり

その星のことはその星が決める

(余程の危機回避のため以外は)


他の星の介入により星が丸ごと滅ぶこともあるのだから

日常の介入だって人間関係を破壊しうる


分離の世界は幻想だが

課題の分離は明確にしたほうがいい

アドラーに学ぼう

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