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危機的状況
まず、近くに住んでいる祖母を頼った。
仕事に行っている間、猫を預かってくれないかと。
しかし帰ってきた答えは、「手を貸してあげたいけれど、どうしても猫はダメ。昔ひっかかれてから見るのも怖い」ということだった。
それから思いつく限りの知り合いに連絡をした。
家の鍵を渡すから家に来て3時間に一回、ミルクをあげてくれないか。できればトイレの世話もお願いしたい。
当然のように良い返事が返ってくることはなかった。
皆同じ時間に働いているのだから当たり前だ。
働く時間帯が異なる知り合いにも聞いてみたが、3時間に一回となると厳しいとのことだった。
休みはあと2日。
まよは相変わらず元気にミルクを飲んでいる。




