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勇者の願いと魔王の夢  作者: 星になった狐
2/7

勇者視点2

おっほぉぉぉぉぉ

景色は考えつくけど、語彙力ないから上手く文章にまとめられないのぉぉぉ

( ^o^)<うわぁー!

私が彼の声を聞く時には既に後ろに避けていた。

次の瞬間には耳を劈く様な轟音が響き渡る。


「今の不意打ちで終わらせたかったんだけどね。やっぱり伊達に勇者やってる訳じゃ無いね」


立ち込める砂煙の中から彼の声が聞こえてくる。

私が立っていたであろう場所には太い柱の様な物が地に深く突き刺さっている影が見える。


……おかしい…何処にも見当たらない…投石機の類いが柱の飛んできた方角に一切見当たらない。

彼の種族は弱く脆い。少しの衝撃で簡単に死ぬような種族の筈だ。あの柱は私の2倍以上の太さで見えている長さだけでも私の倍近くある。そんなものをどうやって投げた?持ち上げようとすればたちまち潰れてしまうだろうあのか弱い種族が?怪力の魔法でも使ったのか?あの種族は魔法は使えたか?


思考が私を駆け巡る。


戦いにおいて深い思考は己を滅ぼす。

私はその事を忘れ、判断が鈍っていた。

判断の遅れは、死期の先立ち。


私が初めてそれに気づいたのは私の頬を伝う熱を感じた時だ。

目の前の砂埃に穴が空き、一筋の道となっていた。

気づくと同時に前から乾いた重い音と、後ろから何かが壁に物凄い勢いでぶつかる音が聞こえてきた。

私は『死』そのものを肌で感じ取るような感覚に包まれる。

初めての感覚、今まで体験した『死』とは明らかに違うナニカ。私の知る『死』とかけ離れた『死』。

私の頬を伝う電流が身体隅々まで行き渡り感情を増幅させていく。


恐い。怖い。こわい。コワイ、コワイコワイコワイコワイコワイコワイコワイコワイコワイコワイコワイコワイコワイコワイコワイコワイコワイ……


…落ち着け、私はここで屈する訳にはいかない。

ここで理性を失えば全てを失う。


「つ〜〜っ…!ここまで凄い音が出るとはね…けどやっぱ強いねこの武器は。……あれ?声が聞こえない…?死んじゃったかな?こんな呆気なく?」


…彼は私の声が聞こえないから死んだと思っているのか?

チャンスだ。

声の聞こえてきた方へ少し遠回りしつつ彼の後ろへ周り込む。

そして彼のすぐ後ろで剣を振りかざし…


「え…?」

彼は涙を流していた。

私は剣を振り下ろした。

次で勇者終わらせ…じゃない、勇者視点終わらせたい(*´-`)

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