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第2話 【称号獲得:ディスプレイ表示(笑)】

メニュー画面が出せたのでステータスをなんとなく確認してみる。


下記ディスプレイ表示


※この世界に存在しない表示箇所は統合され新たなジョブやステータスとして表示に変更されました。

( )にて統合内容記載有り。

なお、カースギフト:転生者の枷により本来の力よりかなり劣った状態になります。


【名 前】*****

【種 族】人族?

【称 号】転生スカイダイブマン(笑)

【レベル】Lv1 (統合:Lv200)

【ジョブ】魔法使い (統合:大賢者+ソーサラー)

【ステータス】G〜SSSランク表示

HP950/MP3000

STR:E

INT:A

VIT:C(統合魔耐性物理耐)

AGI:C

DEX:B

LUK:A(統合クリティカル)


【アビリティ/スキル】

アイテムボックス(倉庫容量∞)

簡易ストレージボックス(バッグ容量アイテム30種)

全属性魔法(無、聖、光、闇、火、風、土、水)

異次元の魔法(統合:ゲーム由来魔法/スキル)

合成/強化


異世界言語、鑑定眼、索敵、隠蔽、マッピング、神への祈り

成長スキル、

世界神の恩恵 : CC(キャラクターチェンジ)


カースギフト:転生者の枷、恩恵制限、能力低下(極)

"解除条件一定レベルアップ、**の解放、力の渇望'


【装備効果】オン/オフ可能(現在オフ)

ブルーバードシリーズセット効果 : 現在欠損(有)

幸運上昇(極)、火属性耐上昇(大)、水属性攻撃力上昇(大)、素早さ上昇(大)、移動速度上昇(大)、*浮遊スキル機能無し


四つ葉シリーズセット効果 :

ドロップ上昇(大)、風、土、水属性(無効化)、聖魔法上昇(大)


夜空シリーズセット効果 :

自動MP回復(大)、魔法攻撃力上昇(大)、対隠密スキル(中)


マント効果 : バシップ落下速度低下(大)


闇夜シリーズセット効果 :

バッドステータス(無効化)、自動HP回復(大)、闇属性(無効化)、闇属性吸収、物理反射(中)


感じで表示されたわけだが…

名前は…伏せ字だし、レベル1の単なる魔法使いなってるし、カースギフトって呪いじゃねーか!

それよりこの馬鹿にした称号はなんなんだー!


『どんだけ俺が必死でスカイダイブビングしてたか分かってんのかー!』


それを見て叫んだが気分が晴れず、湖の側にあった木に蹴りをいれようとし、華麗に空振り体勢を崩し小指に木がクリティカルヒット…


『小指痛ぇ〜!?』


数分足を抱えこみ、湖のほとりでゴロゴロ転がり悶えていたら、湖で塗れてた所為もあり草塗れになった。


ステータスを確認すると。


『うわ、あはは…10もダメージ受けてるか…』


【ステータス】HP940/950


確認したすぐ後にピロリン♪と頭の中に音がしウィンドウが表示された。


【称号:草塗れの男(笑)】


『うぜぇー!!はあはあ…』


もういいネタになる行動すればこういう称号付けてくる世界?システム?なんだな…

あーもういい!ここは、異世界なんだゲームとかで憧れていたあの世界なんだ、多少の不自由は仕方ないし、 良いことが無い訳ではない。

INTはAランクかなり上だろうし、装備はあるしアーティファクトってよく見ると書いてある。それにこれはゲームでは最高度な装備だったんだ。それに便利なアビリティもスキルもある!

カースギフト呪いだって解除方法はあるみたいだし。

うん、冷静になると良いことも多い。


俺は…気持ちを切り替えやることを考えようとしていたときまた不意にピロリン♪と嫌な音がしウィンドウが表示された。


【称号獲得 : 草被りの魔法使い(笑)】


『称号で馬鹿にすなー!!』


と草被り…まあ確かにな。

キラキラ輝く湖に目をやり、気分を晴らすべく助走を付けてダイブしようとし湖の端で踏み込もうとしたとき小指の痛みがぶり返し、片足抱えながらダイブするという間抜けな姿を晒してしまった。案の定ピロリン♪の音がしウィンドウに表示された。


【称号獲得:ダイブ失敗者(笑)】


『ぶぶぶふんぶー!ぶ?(馬鹿にすんなー!ん?)』


水中でそう叫び湖の底にキラッと輝く白い何かが見えた。見覚えのある輝きに感じ、一度息を整えるため水面に顔を出し、再び水面に顔を付け、白い何かが見えた湖の底へ潜水していく…するとそこには銀色の青い羽飾りが付いた長ブーツが1足が乱雑に落ちていた。それを見てた俺は思わず声を上げた。


『ぶぶふぶーふぶぅふん!(俺のブーツじゃん!)』


そう声を上げた所為で水を飲んでしまったが靴を拾い上げ浮上し、無事装備を回収でき良かったと湖から上がろうとした時…またまたあの音が鳴ったピロリン♪表示されたウィンドウ(棒)


【称号獲得:セット装備を取り戻せし者(笑)】


『うぜぇー!てかどこかで見てんなら出てこい!この称号野郎がぁー!』


湖のほとりにブーツを置き、水面に浮かび、青紫髮男の叫びが森に響き渡り、木霊し、森近くの道を馬車で移動していた者の間でその森に住んでいる熊魔獣の咆哮じゃないかと騒ぎになり、町のギルドに報告され、調査隊やら退治隊が結成されるおおごとになったことを男は知らない。


ピロリン♪

【称号獲得:お騒がせ森の魔獣クマさん(笑)】

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