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〜プロローグ4〜 願いはこれで!

4人が居る地面が光り、一瞬で見上げても上が見えないような巨大な白い大理石風扉のある前に景色が変わっていたそして声がした。


???「お前達遅すぎるぞぉ!全くいつまで待っとれば良いのだ、強制転移させてやったぞ!」


はよ入って来るのじゃ!と声がもう一度した途端大きな扉はゴゴゴゴォーっと重量感のある音をたて開いていく、中から眩い光が漏れどんどん光が強くなり視界を覆い尽くしていき…意識が遠のきそうになるのをなんとか耐えていると、光が収まり周りの景色も変わっている。

改めてあたり見渡す、天井を支える白い柱が無数にあり、大理石の床に赤のカーペットが敷かれた前へと続く道、両側には前から流れてくる川?があり、水のせせらぎがサラサラと聞こえてくる。

川の向う岸は、朝靄のように白い霞がかっていて、何があるか確認することは出来なそうだ。

と辺りを一通りみていたら、

赤カーペットが突然動き、自分と三人を乗せて前へと進みだす。

うわなんだこれと三人を見るが前をただみているだけである。

そうして移動していくと、両脇の大きな滝に挟まれた玉座の様な椅子がある場所につき先程の声の主から声がかかる。


???「嗚呼、ようやく着よったな、ヒカティーナに小天使双子、そして、そこの者。」


声の主は玉座に鎮座していたのだが思わず二度…三度見してしまった。

何故なら声は違うがその姿を…俺だったのだ、高校時代の制服を着た俺が目の前にいた。


『は?え?えっ?!』


そんな間抜けな声を上げてしまった。


ヒカティーナ「大変お待たせしました。」

リク・リナ「遅くなりました!…セフィロト様?」


ヒカティナさんは普通に頭を下げ話していたが、双子は頭を下げた後、俺の姿をした人?を見て、頭を傾げながら不思議そうにしていた。


俺はなんで俺の姿?と疑問でただ見つめていることしか出来ないでいた。

そんな俺を見兼ねたのか俺と同じ姿のセフィロト様と呼ばれていた人が声をかけた。


セフィロト「カーペット移動に驚いたのかのぅ?神である我に驚いたのかの?小天使らは慣れておるじゃろ、固まってるようだが大丈夫かお主ら?」


ヒカティーナ「セフィロト様恐らくそのお姿が原因かと思いますが…」


セフィロト「嗚呼、姿を変えていたのをすっかり忘れとったわ、だが今から戻すのも面倒じゃし何よりその者の問題をはよ解決せねばならぬし、このまま話しを進めるぞ!」


俺はドッペルゲンガーと対面してるような気分でいたが、そんな気分をその者の問題ときき、(その者って俺だよね?)と嫌な予感がしてきて思わず質問した。


『問題って?今この状況僕の姿なこと以上の問題って、訳ありなんですか?死んではないってそこの双子は言ってましたが?戻れないんですか?』


セフィロト「はあ…お主は確かに死んでは居らぬ、じゃが元の世には戻ることも転生させることも出来ぬのじゃよ。この姿については単に喋り安いかと思うてな(笑)」


『自分と対面しながらとか話しにくいですよ、それはさておき何故ですか?死んでいないのに天国的な場所にきて?元の世界には戻れも転生も出来ない?』


セフィロト「おっほん、落ち着くのじゃ、まず、お主自分の姿がないことに違和感を感じとらんかったか?」


『確かに手足やらないので違和感を感じてましたが…それと何か関係があるのですか?』


セフィロト「お主が今その状態なのはのう、現世にお主の存在が身体ごと生きて生活を普通に続けて残っておるからじゃ。」


『生きて普通に生活をしてる?ってどういう?その生活をしてるのって?今居る僕ってなんなんですか?』


そういいなんとなく怖くなり始めこんがらがってき始めた…


セフィロト「ワシもこの様な自体は観るの初めてなのじゃよ、だが事実お主の存在は生きて生活しておる事を確認出来ておる。ところでお主今自分が何者か名乗れるかの?」


『え?そんなの当たりま…え?…僕…俺…私は…なんで名前でてこないんだ?』


セフィロト「やはりのぅ、そろそろ意識もなくなるかも知れぬな、さて選択して貰うかのぅ、お主、ここでこのまま消えゆくか?異世界に転生するか?選ぶのじゃ、ちなみに異世界は剣と魔法のファンタジーな世界じゃぞ?」


『は?異世界に転生?かこのまま消えるか?…

そんなの異世界転生しかないじゃないですか?ちなみにギフトはあるんですか!あるんですよね?』


セフィロト「お主さっきの絶望顔からえらい変わりようじゃのう…勿論、別世界の転生に関しては特典があるぞ?、お主の思う望み願いなんでも1つ叶えようと思うぞ?」


『GJ神様!セフィロト様万歳!』


セフィロト「おっとそうじゃった、それとは別になんじゃが何に分イレギュラーな転生処置故に、身体がすぐ準備出来んぬのだ、じゃがお主このままそれまで待つことも出来ん訳じゃ、なので今回身体をお主がしてきた、ゲームのキャラクターの1体を選択させて、転生させてやろうと思うのじゃ勿論能力もアイテムもそのまま特別に付けてな☆」


ちなみに後30分くらいかの意識あるであろう時間は、猶予ないからのう急ぐのじゃぞと…言われ目の前にタイマーが表示された、俺は焦った…

しかし悩む…1体だけの今後の運命を決める選択…最近やっていたキャラの白い髪の召喚士やテイマーも…いやいや…やっぱり異世界だし大魔法使いのキャラも……とそうこうしてるウチに時間は半分になっていた…


セフィロト「後数分じゃぞ?大丈夫かの?願いごともはよせんとタイムアップじゃぞう?」


そして俺は、はっと気づいてしまった神様はなんでも願い望みを1つ叶えてあげると言って居られた…つまり…


『神様改めてなんですが願いごとはなんでも1つなら

いいんですよね?』


セフィロト「そうじゃぞ一つならなんでも良いぞ?元の世界に戻るとかでないならのう、してキャラや願いは決まったのかのう?」


それなら…選ばなくたっていいじゃないか?


『はい!神様、キャラなんですが正直一つは選べません…なので願いごとなんですが僕が作ったキャラクターにいつでもなれるようにしてください!』


セフィロト「ん?それはお主の世界でゆうゲームのCC(キャラクターチェンジ)というのをしてみたいのかのう?まあよかろう?あじゃが最初の姿は決めて貰わねばならぬの」


そういうと神様は何やら虚空に手で何かを書いている…悩んでいる間、姿が見えなかった3人はどこに行ったのかなと思っていたら、天使双子の声が玉座の奥の空間から聞こえた何やらまた揉めてるようだ…それに対し怒るヒカティーナさんの声もしていた。


『では、最初は最近遊んでたキャラの魔法使いで…』


セフィロト「ふむ、最初はそのキャラじゃの、ほいほいとこれでよし、では時間も後数分あるかじゃ行ってきなさい、楽しんでくるのじゃぞう〜」


ヒカ「あら、もうご出発ですか?言ってらっしゃいませ〜」

リク・リナ「お兄さんいってらっしゃいぃ〜気をつけてね〜!ねぇ〜!」


そんな気の抜けた合図と共に俺の周りは光だし、

最初の出会ったあの三人の挨拶も受け異世界へ旅立ったのであった。


セフィロト「あ、異世界に関しての予備知識とか情勢説明するの忘れてたのぅ…まあすぐ死ぬことはまずないだろうじゃろうし良いかの」

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