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第10話 定番の流れにのり戻るべく行動開始だ!

異世界生活2日目ハードな起床騒動後


HP回復はもう後100くらい、MPは全回復というところまできています。


『さて…これからどうするか…』


思い浮かばずとりあえず、

異世界転生での定番であろう流れ思い浮かべる…

死ぬ→ギフト貰う→異世界転生→草原とか→ステータスやギフト試す→☆街か人が居る場所に向かう→冒険者ギルドいく→宿屋にいく→就寝→起床2日目


そして俺の場合と比べる…

死んでない?戻れない→ギフト貰う→異世界転生→スカイダイビング湖に落ちる→ステータスで呪いを知る→☆森で採取、スキル試す→狼襲来→#あれに__フェンリル __#→モフモフ→尻尾攻撃→尻尾下敷き就寝→起床2日目


ちなみにスカイダイビング時、もう日は午後くらいでした…食料調達していたのはそのためです。



えーっとずれたのは、☆ここか…よし、基本に乗りかかるなら戻すなら街か人の居る場所…これかなり遅れてないか?(おかしいのには触れない諦めた)

まだ街がどこにあるのかすらわからないぞ。


スカイダイビングしてたときだって…何にも建物周りに見えなかったし…


はあ…困った時のギフト…は試しても無理だった。

というか異次元も普通の魔法もダメ、倉庫は中身見れない使い方がわからない、神への祈りは不明。

今、実質使えるのは《鑑定眼、マッピング、ストレージバッグ、索敵、隠蔽》


まあ、場所は移動しなければ…何も始まらないよな?、探索準備しよう!


必要なのは食べ物ある、水移動したらないかもな…

水ストレージバッグ入るか?

石台から湖面に近いほとりにふよふよ降りて、水の近くに手をかざし、水をすくい上げ入れるのは大変そうだったので、しまうイメージをしてストレージバッグを起動した。


すると水がかなり入った…


【ストレージバッグ】12/30種

ただの小石×15、ただの石×8、乾いた木の枝×21、ただの落ち葉×23、クルリの木葉(薬草)×7、月華草(薬草)×4、白銀狼の毛玉大×1、グリンアップリン×4、アマグリン×6、ラズベリン×46、ウマッシュ×9、輝きの湖の魔聖水×99(1表示あたり2ℓ)


『2ℓが…ペットボトルが99本分…充分だ。』


そして、ストレージバッグには、99以上は入らないらしいことがわかった。

容器なくても入るんだ…もしかしたら、収納を思えばなんでもいいのかもしれない便利なものだ…

ギフトにこれも込みだったと思うと…呪いあってもチート能力だなと思う、あでもこれ、見られたら騒がれるやつ?隠蔽使うか…


そんなことを考えていた時、バッグに見覚えのない表示を確認した。

クルリの木の葉?、月華草?なんだこれ、よく見ると水もちゃんと名前に~?がなく表示されている。

とりあえず、クルリの木の葉と月華草を出して見た…


『あーこれフェンリル に絡まっていた葉と花か…』


見た目は…

クルリの木の葉は、葉っぱがクルンとなっていて葉の先端にトゲトゲがある木葉。刺さりはしないが、服とかに入り込んだらチクチクしそうである。


月華草は、細長い葉があるところから、細長い茎が伸び、小さなピンポン代白い花3つその重みで湾曲になっている草。例えるなら鈴蘭か?高さは20cmくらいかな…一つは蕾1つとれているようだが、よく形を保ち絡まってたものだ…(ここからわかるように茎や葉を丸めても戻るほどしなり丈夫)


一応鑑定眼をこれらと湖の水に対し、使ってみたが鑑定済み…アイテム情報、詳細は、熟練度が上がると調べられます。との表示された。

まあ、まだ鑑定眼Ⅱだもんな…


『さてと、そろそろ冒険の旅へ出ようか!…』


そういって北側の森に行こうとしたが、はっと気づき、靴を鳴らし、湖のほとりの空中に浮上した…ふわあーとゆっくり上がるから少し速くならないかなとか思ったが、そんなことは置いておく。

昨日落下中に見た、平原探す…


『あった!平原、道見たいなのも見えるな…手前に川っと、あっ!上流に狼軍団がいる…』


水浴びか?まあそれはこの際無視する。

危なかった北に行ってたら鉢合わせたかもしれないな…まあ見えないから大丈夫だろうけど、平原はちょうど焚き火あたりをずーっと真っ直ぐ西に進み、川が渡った先である。


『走るか!この体のスペック試すいい機会だ!』



[補足説明]

この時、主人公はこれが装備効果が上乗せされての、スピードだということに気づいていない。

AGI : C、DEX : Bの主人公だが、

今は…素早さ上昇(大)(AGIとDEX)、移動速度上昇(大)(DEX)影響を受けています

それに何故気づいていないか?

あのフェンリル さんに物理反射(中)が発動しなかったから、なのでとないと勝手に思ってしまっています。思い込みは怖いね!

まあ、呪いというのがどこまでか知りえていない主人公なので、仕方がありませんね。



俺は風をビュンビュンと切りながら、森を疾走する、ジャンプして木を蹴り、横飛びでジグザグに進んだり、キノコ鼠が目の前に現れても、ひょいとジャンプで躱したり、前の世界ではあり得ないスピードと身軽な動きをしながら、移動できた!


『イヤッホーイ!!!』


思わず叫んだ!マントの効果で聞こえないからいくら叫んだっていいのも良い…

近所迷惑とか困らないなこれ…とか下らないことを考えながらも、まずは川を目指し、前へ前へと歩み出す。



川へと目指し、突き進む主人公…果たして定番の流れに乗る?戻ることは出来るのでしょうか?


一方、黒い空間には、誰もいない、いや…?すぅすぅと寝息が聞こえるので、居るかも知れないが姿は見えない。


白い空間の彼女らは、起きて、いそいそと、お仕事をしていたのでした。

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