表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
2/2

いじめと後輩と仲間

星夜が生徒会に入って2週間がたったある日の放課後、星夜と桜の手に負えない量の仕事が貯まり、メンバーを増やそうという提案がでた。翌日、星夜は新たなメンバーを探すために暇そうな生徒を勧誘し続けたが、誰1人として興味をしめす人はいなかった。

「はぁ~…どうしたものか…」

と、独り言を呟いていると書道室から激しい物音が聞こえた。扉を開けて覗いてみると、女子生徒2人が後輩の女子生徒をいじめていたのだ。

「何をしてるんだ!!」

そう言った瞬間2人は逃げたしたが、星夜は2人を追わず、後輩を助けることを優先した。

「君、大丈夫?」

「はい、ありがとうございます。」

「あのー、ど、どうしてこんなことに?いや、別に話したくなかったらいいんだよ?」

「いえ、助けていただいたので、全部お話しします」

そう言うと彼女はどうしていじめられているのか、いつからか、など細かいことを全部話してくれた。星夜はそれを聞いて、

「今日までずっと辛い思いしながら過ごしてたんだね。君は強いよ、誰よりも。でもね、もう無理しなくていいんだよ。泣きたいときはいっぱい泣いていいんだ!」

その瞬間、彼女は泣き始めた。

「今日までずっとずっと、怖くて、辛くて、でも今は先輩がいる、誰かにこんなに優しくされてすごく嬉しいです」

彼女の言葉を聞くと、星夜はあることを思いついたようだ。

「今だけじゃないよ、明日からも俺が守ってあげよう!俺が側にいれば安心でしょ?その代わり、生徒会に入ってほしいな。こっちも人が少なくて困ってるんだ。君が入ってくれれば俺も嬉しいし、一石二鳥だね」

「わ、私でいいんですか?」

「もちろん!」

「先輩がいてくれるんですよね!だったら私、生徒会に入ります。私は、千葉瑠奈です」

「俺は城川星夜。よろしくね、瑠奈ちゃん」

「はい、よろしくお願いします!城川先輩!」

「桜のところにもいかないと。ちなみに桜っていう人は生徒会長のことだよ」

「そうなんですか、なら早く会長さんのところに行きましょうよ」

こうして星夜は無事に千葉瑠奈を助けて、生徒会のメンバーにすることができたのだ。 続く


~次回予告~

新たな仲間!?正義のヒロイン参上?














評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ