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第三話 支部

何人かいる不良についていけばいいだろう。

そう思いつつ、裏路地へ行くと、案の定、ガラの悪い男性が複数人集まっていた。

「始めるか...【存在感操作(スペクトシャドウ)】」

俺の能力は存在感操作(スペクトシャドウ)だ。

これで、自分の存在感を消して、男性達の輪の近くに行って、会話を聞く。この中で、“アンヘル”につながることを言っていたら、そいつについていくか、捕まえて取り調べる。そんな作戦(?)だ。

さっそく、そこのグループの会話を聞こうとしたら、なにやら もめている声が聞こえた。

そちらへ行くと、やせ形で身なりが良い男性と、筋肉質で服は古いものを使っている男性が、かなり大きな声で喧嘩をしていた。


「おいお前、身なりがいいな。俺にも良い仕事(シノギ)紹介してくれよ」


「絶対いやですよ。僕の入ってるとこは秘密なんです」


「それじゃあ力ずくで聞かせてもらおうか」


「なんで戦わなきゃ...」


やせ形がそういいかけた瞬間、筋肉質がやせ形を殴り飛ばした。

ここは、警察として捕まえとくか...電話しよ


「暁止。喧嘩沙汰が起きてて、片方が“アンヘル”に関係がありそうだ。すぐきてくれ」


「わーった」


もうすぐ暁止が来るだろうし、やせ形に少し加勢し...


「よお、喧嘩してるじゃねえか。話をきかせてもらおうか」


「思ったより早くきたな」


「んなことより、あいつら捕まえるぞ」


そう言い、暁止は筋肉質を蹴って一撃KOした。

やせ形はおびえたため動くこともできずに、俺に、手錠をかけられた。


△▼△


俺は署に帰って、取り調べを始めた。

まず、筋肉質からだ。


「どんなお仕事をしてたんですか」


「んあ?聞く必要ないんじゃねえか?みてたら分かるだろ、強盗だよ」


「その姿でか...」


「こんな姿で悪かったな」


なんかキレさせてしまった。

こいつは重要ではないから、取り調べはまた今度。

次に重要なやせ形。


「お名前は?」


「ないです」

は?どうゆうことだよ


「名前がないってどういうことですか?」


「名前は捨てました」


「...じゃあ、何のお仕事を」


「ちょっと言えないですね。殺されるんで」


「この署にいる限りは死にませんよ。ちゃんと答えてください」


「そんなにここは厳重なんですか?そうには思えませんが。あ、あのイケメンがいれば大丈夫なんですね」


「他の人も強いです。だから、お仕事はなんですか。殺される心配がないなら言えるでしょう」


「......外交官」


「はい?」


「外交官です。その組織の」


「組織名は?」


「言いたくないです」


「では、お仲間はどこに」


「それこそ言わないでしょう」


なかなか言わないな


「しょうがないな。筋肉質も呼ぶか」


そう言うと、やせ形の表情が変わった。やせ形はあいつが嫌いらしい。


「どうしますか。いいますか。」


あくまでも優しく伝える。

心を壊してしまった場合、やり直しになるから。しかも、相手を警戒させているから、なかなか見つからないと思う。

慎重にいかないと。


やせ形は少し迷ったあと、やっと話しだした。


「“アンヘル”の支部、“ウリエル”」


「それはどこですか」


「ヒロテヴェヴ変電所の地下7階」


「どうやって7階にいくんですか」


「.........121011122021」


「え」


「その順番に押せばいける。これ以上はしらない」


「そ、そうですか。分かりました。これで取り調べを終わります」


△▼△


「おつかれさま~クッキー食べる~?」


「ありがと、大希」

見渡すと、優遊と理菜がいない。


「あれ、優遊と理菜はどこだ」


「あいつらか。出かけていった。買い物するんだとさ」


「せっかく分かったのにな」


「そうだ~。いいこと思い付いた~。ドッキリみたいにして伝えるのはどう~」


「ナイスアイデア、大希!女子が帰ってくるまでに準備しようぜ」


「ちょ、ちょっと待って2人とも。どんなことしようとしてるんだ」


「帰ってきたらだれもいなくて、机の上に、場所がかかれてる地図と謎の数字がかいてあるメモ置いてあるんだ~。そして、お兄ちゃんは2人がきたときに扉を支えて、僕はロッカーの中、凪は存在感をけして、お化け屋敷みたいな感じにしよ~」


「いいけど...」


「よし!決行だ!」


本当に大丈夫なんだろうな。

あとで罵倒されないかな。

心配ごとはたくさんあるけど、やってみるか。


△▼△


「ただいまー」


シーン


「誰もいませんね。いったいどうしたのでしようか」


「あ、机の上になんかある」


「変電所と、121011122021...?」


「悪い予感がする」


「私もです。暁止さんが2人を抱えて突撃したとしか思えません」


「私達も急ご。出発進行ー!」


「ちょっと待ってストップストップ!何してるの!」


「凪!?いたんだ!」


「気付きませんでしたね。それにお2人はどこへ」


「ドッキリやってたんだけど、暁止は扉の前に_」


「いないね。そこのおばちゃん。そこにいたイケメンはどこいったの?」


「ええ。ランニングしにいってくるっていってたわよ」 


「途中放棄しないでくれ。大希はロッカーにいるはずだけど」


「確認しますね...あら」


「寝てるわ」


「ソファーで寝ろ!」


「出発は暁止が帰ってきて、大希が起きてからになりそうですね」


先が思いやられる

飽きっぽさは、凍睡家の能力ではないかとも思えた

待つしかないわけだし、俺は本でも読んでおこう。

お読みいただき、本当にありがとうございます!


もし「面白いな」「続きが気になる」と思っていただけましたら、ページ下の☆☆☆☆☆を★☆☆☆☆とかでもいいんで、おしてもらえたら、うれしいです!

コメントとかも、ログインしてなくてもかけるんで、アカウントもってなくても、ぜひ、コメントをかいてみてください!

次回もお楽しみに!!

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