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逸れモノは何を見る?  作者: 鳥篭
1/2

制約

今作品には、残虐なシーンや多様な性のあり方が描写されております。

苦手な方はご注意ください。

僕は死んだ。


死んだ先には何もないと思っていた。そう思いたかった。

しかし、僕は今、異世界で生きている。

いや、生きていかなければならないのだ.........



僕の死因は『自殺』だ。

珍しいこともないだろう。ありふれた死だ。

褒められたことではないことはわかっている。

けれど、それ以上に僕にとって‹生き続けること›は地獄だった。


あぁ、これで楽になれる。

もう苦しみは無くなるんだ.........



≪愚かなる人の子よ、、、≫


誰.........?


≪汝、自死をもって道を断つか、、、≫

≪何故、道を断つか、、、≫


疲れたのさ.........

出る杭は打たれるっていうでしょ?

そんな世界で生きていても疲れるだけさ。


≪、、、、、、、、、≫

≪人の子よ、汝は理を破った、、、、、≫

≪故に、罰を与えなくてはならぬ、、、≫


対価は払うさ。


≪汝の生きた道、しかと確認した、≫

≪よって汝に沙汰を言い渡す、汝は別の世界へ転生せよ、、、、≫


!!!

何故だ、何故死なせてくれない!?


≪汝への制約は3つ、、、、≫


≪1つ、不死であること≫

≪1つ、己の子は成せぬこと≫

≪1つ、記憶を引き継ぐこと≫


記憶を引き継ぐ.........!!!

嫌だ、記憶だけは、、、、嫌だぁぁぁぁぁ!!!


≪汝、生の意味を理解し時、この制約は解けよう、、、、≫


なんで.........なんで、こんなことを、、、、


≪いずれわかる、、、、、≫




その声を最後に、僕の意識は暗闇へと落ちていった。

今作品を読んで頂き、誠にありがとうございました。


あなたにとってのセイカイを見つけてください。

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