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物語は






 君の指にあるリングが朝陽を反射しみんなの目を一生終わらない病で使い物にならなくさせたあの日、駅の反対側のホームからその地獄を見てたあの子があんなふうに笑顔になったのなんて高校三年間でも一回もなかったことだから、同じホームに立っていた何人かの奴らがあの子に恋をしてしまって、身の破滅でしかないんだよ、と僕が呟いたところででも物語は形を変えることなんてあるんだろうか、一体どこらへんがどういうふうに? だからさ、これまでもそうだったしこの先もずっと一人で泣く、隅の隅で僕は。いい子にしてないと来ないサンタクロース殴りたいからいつか絶対ぶん殴るためだけにこっちから会いに行く、と昔僕に話してくれた男の子の物語なんだよね、僕がしたい話っていうのはいっつも。そして彼はどこに行っちまったんだろうねって、そういう話。

















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