表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
353/618

ある日の市長像






 もうずっと泣いてるきみ。心でか、体か、どちらともなのか、そこはどうだって良くて、きみが泣きたいから泣き、ずっと続けたいから続けてるのか問題はそこだよ。けどさ、まあいいと思うんだよ、ずうっと泣いて暮らしていたとしても、きみが男でも、ほんとは女でも、何だってよくて、その場所が、がっこうでもどこでもいい、きみがただ分かりやすく泣いていることで、ちゃんと連れて行かれる。退かせられる。涙の跡なんか乾いて見えなくなる。


「なんか今の動き市長像の動きじゃね?」


 誰かの声がそういうのが聞こえてしまって、その場に居合わせた全員、プッと笑ったのだが、勘違いしないでよね。べつにあんたのために作ったんじゃないんだからね!!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ