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真ん中で力を込めて割ってください、それを半分こって呼ぶんだ






 真ん中で力を込めて割ってください、それを半分こって呼ぶ。

 異論は認めない。



 世の中で渦を巻いてるあらゆる気持ちはどうかその誰のでもいい机の上に置いて。ひとまず置いて。

 正確な長さを計測して、などとはいわないから。

 だいじなのは気持ちだから。

 互いに大人同士でありたいから。

 そう、いつだって真ん中で。

 それからその意思が伝わる手の表情。

 それらがちゃんとあればそこに半分こを呼ぶはず。



 全力少年は死なないといけないし、少女はいつだって飼い殺し。

 楽しいイベントもあいつらの記憶喪失もそんな血の涙も中途半端な時期の転校生も無関係。

 意志を持って、しっかりとじぶんたちを持って、やる。

 二人のためでもある。

 じぶん一人のためでもある。

 つまりたんなる生命活動。

 ある一瞬間とある表現者。

 その手でやる。

 この手でやる。

 


 それらを、半分こって呼び続けるんだ。誰しも。











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