しけった話

捕食

　そりゃ、捕食者にはいうべきことなんか何にもない。僕にはあった、それは山ほどさ、それは大声でさ、本気になって、同じことを何べんだって、何べんも何べんも、僕にはいってやりたいことがあり、同じことを何度でも面とむかっていってやらなくちゃならない相手というのが多数存在している。忘れたり忘れられたり。でも存在し続けている、それは始まりを示す言葉があったあの場からもうずっとだ。捕食者のあくび。みくびってもらっちゃ困るぜ。なぁ、僕にはいってやりたいことが滅茶苦茶あるんすよ、僕はずうっと口に出すことを我慢してきた。分かります？　捕食者の腕毛。分かります？　困っちゃうぜ、必要性はないのだって信じこまされていた。確かに。五分五分さ。いやあ、しかし誤魔化し笑いというのは唐突　いてみたくなるたぐいだなあ。捕食者の永すぎる前歯。捕食者のながすぎる捕食者のながすぎる捕食者のながすぎる捕食者のながすぎる、捕食者にいうべきことはありはしない、捕食者のなごふは　う、みゃ　　ば