最終決戦日和
いいたいことは沢山ある。そちらの方にちょっと顔を向けてみたけれど、山になってるし、山になってたのはじぶんとしても認識済みだったし、それが山だ。山は疲れる。
人と山の関係性、それについてはいいたいことは一つ。疲れる。
いいたいことが色々とあるんだ。
直接いってやりたいことがいくつかある。
いいたくて、いいたくて、ずっといいたくて、ひょっとしたらこれから先だっていいたくていいたくて堪らないと思っているままの、だからずっといい終わらないままのこのこと。これも。それも。あれもだ、いいたいことなんて沢山あるし、こっちがいわなきゃならないこと、いわずに済ませれるのならいわずにおきたいことも、状況にいわされているだけに過ぎないようなことだったのかもって後でじぶんが考えていそうなことまでも含めれば、全ては、いつか、としか、もういい様がないってのが本心だ、だけど一個だけは間違いようもない。
きみと僕のことに、僕は区切りをつけたい。
僕は確かめたい。
僕は口に出していいたい。
きみがどんな顔をするのか僕は見てみたい。
二人の、さいごのたたかいの日に。




