209/618
黒板消し
きえた黒板消しを探しに友達が休み時間の教室を出ていき、そして戻ってきた時、奴はもうオレの知ってる男とは別の何かになってる。
チャイムが鳴るぎりぎり前に、息を切らしてオレの一つ前の席に座ったそいつ、外見は友達とよく似ているだけに目的不明のそいつが誰なのか、ぜんぜん、本当に一つだってこちらには理解ができない。
異変にクラスの誰も気づく様子はない。
オレは、もう二度とそいつに振り向いてほしくない。
鳥肌が止まらないし、うつむいているしかなかった。
鐘が鳴る。
きえた黒板消しを探しに友達が休み時間の教室を出ていき、そして戻ってきた時、奴はもうオレの知ってる男とは別の何かになってる。
チャイムが鳴るぎりぎり前に、息を切らしてオレの一つ前の席に座ったそいつ、外見は友達とよく似ているだけに目的不明のそいつが誰なのか、ぜんぜん、本当に一つだってこちらには理解ができない。
異変にクラスの誰も気づく様子はない。
オレは、もう二度とそいつに振り向いてほしくない。
鳥肌が止まらないし、うつむいているしかなかった。
鐘が鳴る。
特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。
この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。