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如月令嬢は『砂場の卵焼きを諦めない』

最新エピソード掲載日:2026/02/10
超近代的なスマートシティ・月見坂市。AIと最新技術が支配するこの街の片隅、時間の止まった「旧校舎」の教室で、世界を牛耳る如月コンツェルンの令嬢・如月瑠璃(きさらぎ るり)は、今日もゴミを愛でていた。

 彼女の関心は、経済や権力ではない。道端に落ちた片手袋、錆びついた空き缶、そして――公園の砂場に無残に放置された、一個の『卵焼き』。

「なぜ、こんな場所に、これが存在するのか?」

 一度好奇心の火がついた瑠璃は止まらない。147センチの可憐な体に不遜な王者の風格を宿し、執事の運転するリムジンで、謎の『ルーツ』を求めて爆走を開始する。

 その嵐に巻き込まれたのが、凡庸な高校生活を切望する朔光太郎(さく こうたろう)だ。女の子に耐性がなく、瑠璃を『如月さん』と呼ぶのが精一杯な彼は、お嬢様の気まぐれな指令により、中古の自転車でリムジンを追いかける羽目になる。

 砂まみれの卵焼きが繋ぐのは、港の弁当屋の頑固な店主、そして新市街の影に埋もれたある家族の記憶。一見無意味な『ゴミ拾い』の果てに、二人が見つける意外な真実とは?

 圧倒的な権力と執着心、そしてママチャリが織りなす、前代未聞の『日常の謎』解明ミステリ、開幕。
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