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白い賢者 (アルティメット ホワイト マジシャン)  作者: 四方 十百香


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99/102

白い賢者 再会  (第99羽)

[ナツシロ]

アトみて、牢屋の周りも負傷者でいっぱいよ

[アト]

ナツシロの時、手術の録画は見たことあるけど

[ナツシロ]

これは、想像以上だね

[アト]

私はこの時の為に、ここにいるのかな?

[ナツシロ]

アト、あなたなら出来るはずよ

[アト]

アト様お約束下さい

ビスクは、あなた様の約束を守りました

ご両親を見ても平常心でいてくださると

お約束して下さい。

[アト]

あーわかったと返事をした

[アト]

マラ先生、ぼくにもしも

魔力暴走が起きたら

秘密の扉にワープして下さい

扉を直ぐに触りますから

[マラ]

アト、安心しなさい

魔力暴走や制御不能になる事は

もう、ないのじゃ

アトは、強くなっています

魔力も心も、

[ナビ]

マラがそう言うとアトは安心した

[アト]

ビスク王子、私は子供ではありません

[ナビ]

そう言うと、王子の手を振り払い

牢に歩いて行った

牢からは、悲鳴や喚き声、

苦しむ声などが聞こえて来た


家族がいる牢の前に立つと、

[ビスク]

アト様、こちらです。

[ナビ]

アトは牢を見ると傷つき皮膚がただれた

お父さんがベッドで横になり

しばられていた

お母さんは父の看病をしていた。

[アト]

お母さん!お母さん!

[ナビ]

アトは牢の扉を看守にあけさせて

痩せ細った手、母親の手を握った

お母さんは目を覚まして、

[お母さん]

アートー。

[ナビ]

声細くアトに聞こえた

アトは目に涙を浮かべ

何度も、うなずいた

[アト]

アトよ、アトよ、アトだよ

お母さん、お母さん、ぼくだよ

[ナビ]

母親の目が覚めた、少し笑顔が戻り

涙が流れた。

[ビスク]

すまないアト、われわれの力では

何も出来なかった、許してくれ

[アト]

十分です。ビスク王子

緑の加護精霊マラ様の弟子、

ヒラマ様の弟子、そしてその友である

ビスク王子、私はあなたに

最大の敬意を我が村があなた様の

村であった事に、こころからの感謝を


我が名は白い賢者アト

緑の加護精霊の力をーー


アトは亜空間ボックスから杖を取り出し

床をトンと叩いた。

叩いた床から水が湧き出て来た

水はまるで生きているみたいに踊り跳ねた

湧き出た水がスライムの様に膨れて

ピチャンと弾けた時、

アトは魔法を放った!

[アト]

秩序の領域、理りの支配、ANIME魔法

ルミナス・エターナル・ブレス


アトの杖から緑の水が湧き出して来た

一瞬で牢屋に水が満ちた

満ちると水の中にいるのに

息が普通にでき、時がゆっくり、ゆっくり

流れていた、

溺れる事もなく水の中をぷかぷかと

浮いていたのである

父の体がゆっくりと元にもどり

皮膚の爛れも回復して行った

母はやつれた体が赤みがかり

健康な肌に回復して行った


ANIME魔法は、全ての牢屋だけではなく

王都全域を癒しの水で全てを満たした

病いや、怪我や身体に黒いモヤが付いた

者を全て緑色の加護で吸収していった

負傷していた兵士が、牢屋の監視を

していたが、その兵士の体までも

元に戻して行ったのである


水は、回復し終えると

杖が叩いた床に吸い込まれながら

床の下、地中深くに消えて行った。


牢ごとに、歓喜の声がなった

治ったぞー、

奇跡だー、

皆んな、起きて体を見てみろ

牢にいたものから聞こえて来た


母親はアトを抱きしめて

アト、アト、アト、私の大好きなアト

何度も、何度も、アトの名をよんだ

父親は、二人には悪いんだけど

父さんも中に入れてくれないかと

つぶやいた。

父は、縛られたままだった

二人は少し笑って

3人で抱き合って泣いた。


王子は少し席を外し

牢屋にいた者達を見てまわった

[ビスク]

白い賢者アトか、

[ナツシロ]

魔法が上手くいった!

[アト]

訓練のおかげかな

[ナツシロ]

努力の結果じゃないアト

[アト]

マラ先生にありがとうって言わないと

[ナツシロ]

よくやったね、アト

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