白い賢者 王族 (第74羽)
[ナツシロ]
はい!イケメン来ました
[アト]
どうしよう
[ナツシロ]
落ち着くのよ
[アト]
こっちに来るよ、なっちゃん。
[ナツシロ]
最初が肝心よ、ビビったら負けよ!
[アト]
マラ先生、あれはたぶん、王族だよ!
(とつぶやいた)
[マラ]
そやつが着ている紋章、
どっかで見たことがあるのじゃ
はて?どこでじゃったか?
[アト]
やっぱりね!
王族だよ、王族イベントだよ
(とぶつぶつ言い出した)
[マラ]
はーて?どこじゃったかのー
[ナビ]
男がアトの前で馬から降りると
ゆっくりとアトの方へ歩いて来ると
男はアトの前に来て膝をついた
彼と一緒について来た兵士が
「殿下」と言った瞬間
[アト]
マラ先生、当たったよ、王族、王族!
[ナビ]
彼は兵士に向け手おあげて、兵士を止めた
殿下は、さっさと アトの手を取り
アトの手の甲に口付けをした。
[アト]
マラ先生、イイイイイインベントン、
異世界イベントですゅ。
(アトは異世界イベントで興奮していた)
[殿下]
彼はアトにどうしたのこんな場所で
何をしているんだい?
(優しくアトに話しかけて来た)
[ナビ]
アトは殿下を見ることもなく
先頭の兵士をじっと睨みつけたまま
「ANIME魔法、ANIME魔法、ANIME魔法」
と小声でぶつぶつと繰り返し詠唱していた
[マラ]
あっ思い出したのじゃと叫ぶと
アト、さすがじゃの
あれはこの村の王族じゃぞ
マラはアトをみると
ANIME魔法と詠唱しておるアトを見て
何をしておるのじゃアト?
(ポン)と緑の玉で頭をこついた
[アト]
おおおおおおおおお、おうぞょくに
あら せら れられられれました
(にゃーーーかんだよーー)
[ナビ]
後ろについて来た兵士はプッと吹いて笑った
兵士達は緊張が少し解けていった
[マラ]
アト大丈夫か、さっきイベントとか
王族とか言っておったじゃろ
当たっておるのじゃ
こやつは、おそらくこの村の
王国の者達じゃ
[殿下]
彼はアトにどうしたのこんな場所で
何をしているんだい
(とまた優しくアトに話しかけた)
アトは正気に戻った
[アト]
手に口付けされた
[ナツシロ]
セクハラだ!
[アト]
手にチュウされた
[ナツシロ]
わたしのアトなにすんじゃ、コラ〜〜
[アト]
うおーーーーーーー!




