白い賢者 ことわり (第70羽)
[ナツシロ]
今日は、ルンルンだね
[アト]
魔法を一つ完成したらね
[ナツシロ]
時空間魔法って言ってたね
どんな魔法なの?
[アト]
ドキドキする魔法?
[ナツシロ]
知らないんじゃん
[アト]
かーえろっと
[ナビ]
アトが言うと
マラは急いで秘密の部屋に戻り
食事の準備をした
[アト]
ただいま、マラ
[マラ]
おかえりなさいアト
昼食の準備出来ているのじゃ
[アト]
いつもありがとう、マラ
いただきま〜す。
もぐもぐ、そうだ!
あのねマラ、時空間魔法って
知ってるよね、
[マラ]
はい。知ってますよ
どうしたのじゃ、いきなり
[アト]
できちゃった
[マラ]
魔法を作ったのじゃか、ふふ。
[アト]
そうそう、たまたま、偶然?
ありがとうね、マラ先生。
[マラ]
はて、なんのことじゃ
[アト]
でね。できたのはいいんだけど
空間魔法と、時空間魔法の違いが
わからなくて、へへへへ。
[マラ]
あら!(緑の玉が落ちた)
[アト]
大袈裟だなマラ先生
[マラ]
普通は空間魔法が先なんじゃが
この磁石の棒で説明するのじゃ
二つの磁石、これに魔力を加えると
二つの磁石が回転、一つは右回転
一つは左回転、この間に出来る
二つの魔力の狭間に魔力の空間
これが空間魔法じゃ。
この、空間魔法を広げると(ブゥーーー)
空間エリアが出来る、空間エリアは
魔力量と直結するのじゃが
アトの魔力量の底は、わしでもわからん
今は、ほぼ無限じゃろ魔力を使っても
直ぐに回復しているのじゃろ
[アト]
そうなんだ、ゼロに錬金術を教わってから
魔力回復が異常なんだよ
全然減らないんだ
[マラ]
アトがしっかりと魔法訓練を
していたからじゃ、もう魔力枯渇や
暴走などは、起きんじゃろ
今は、自然界の魔力を吸収して回復を
しているのじゃ
魔力量がでかい故に、魔力吸収も
デカくなっておるのじゃ
[アト]
あとで檸檬ちゃんに
お水をあげにいこっと。
[マラ]
ゼロ、可哀想に。
話しを戻すのじゃ、空間エリアでは
時は止まらないのが、理りじゃ
だから、この空間に燃えた紙を入れても
[ナビ]
棒状に丸めた紙に火をつけて
空間エリアに火を入れて、数秒で
エリアの外に紙を出した
[マラ]
ほれ、火は燃え続けておったじゃろ
[アト]
と言うことは、時空間魔法は
時間を止めるエリアってことなんだね
[マラ]
そう、その通りじゃ
時空間魔法は、理りの
限界突破とも言われておる、
じゃが、ノーリスクではない
空間魔法の10倍の魔力量が必要じゃ、
アトには関係ない話しなのじゃ
氷の魔法を使って、物を冷やすことも
火の魔法を使って、物を温めることも
[マラ]
アトが食事を食べ終わると
マラがニコニコしながら
アトの前に
緑色の半球フタが上にのった
おぼんを持ってきた
[マラ]
アト、ご褒美じゃ
いつも訓練頑張っているじゃろ
マラは少し照れていた
[アト]
マラ?何これ?
[ナビ]
マラが半球に触ると
半球がクルクル回り半球が消えると
中からプリンが出てきた
[アト]
えっ、えっ、えっ、プリンだーー
[ナツシロ]
アトだけ、またズルいよね
[アト]
ズルくないもん
[ナツシロ]
わたしもプリン食べたい
[アト]
ぼくの胃袋はなっちゃんの胃袋
[ナツシロ]
あっ、また!いじわる。
胃袋じゃ、食べたことにならないじゃない




