白い賢者 本はどこ (第66羽)
[ナツシロ]
アト、錬金術じゃなくて
笑いの術を教えそうよ
[アト]
あと、もう少し
[ナツシロ]
なになに、どうしたの?
[アト]
アトだけにあとにして
[ナツシロ]
アトは、錬金術を諦めたのね
[マラ]
ゼロよ、ヒラマに教えとったのじゃろ
同じ教え方でいいのじゃ?
[ゼロ]
ヒラマ?
教えたの?
錬金術?えーーーと
あわわわわわわわ、わわわわわ
あーー、あの子かー、
教えてないよ、錬金術の本をあげただけ
[マラ]
まじか!
おかしいな〜ヒラマの奴は、ゼロに
教えてもらったって聞いたのじゃが。
で!
その錬金術の本はどこじゃ?
[ゼロ]
知らない?
本はあげたから、どこかにあるんじゃない
[マラ]
おかしいのじゃ図書室にあれは
すぐにわかるはずじゃ
ヒラマの奴どこに置いたのじゃろ
[アト]
困ったねレモンちゃん
錬金術の本がないんだって
[レモン]
(クルクル) (クルクル) (クルクル)
[アト]
レモンちゃんどうしたの?
[ナビ]
黄色い花は、水槽を掘り始めた
[アト]
何してるんだろう?
ゼロ、コーチ〜
レモン達、何してるの?
[ゼロ]
それは、ボケッスセンスを極めし花の舞
それこそ錬金術といえるじゃろう
[マラ]
なに言っとんじゃ、真面目にやるのじゃ
[アト]
どこまで掘るんだろ
水槽の底見えるんじゃない
?なんかあるよ?
本?
本じゃないこれ?
レモンちゃん、これとってもいい?
[ナビ]
レモン達はぴょんぴょんジャンプした
[アト]
マラ先生、この本じゃない
錬金術の本って、
[マラ]
それじゃ、それ、黄色く輝いて
眩しい、気色悪い本じゃ間違いない
[ゼロ]
気色悪い、言わんといてー
うちの家宝なんやでーー
[アト]
家宝?
ページ開いたら
ボケッスセンスへの道って書いてあるよ
[マラ]
アト、それじゃろ
見てみい、こいつの考えることじゃ
大した道のりではないのじゃ
[アト]
なんだろう?
マラ先生、なにが書いてあるのか
知ってるのかな?
[ゼロ]
ハッピースゥ!
みてみてみてみてみたってや〜〜
笑いの全てがそこあるから、底が深い
奥が深いから底がないないない底なし沼
[ナビ]
本が光り出した。
ゼロの声が変わった
[ゼロ]
沼から生まれし錬金術
錬金術はきいろ色、ぼくの色もきいろ色
喜んでいるよ、喜びから世界が始まる
笑っているよ、笑いから笑顔が始まる
我らを束し、精霊王
我らを導きし、精霊女王
契約の領域、掟の支配、
妖精魔法、アルケミー・グラントーーーー
[アト]
わぁーー眩しいーー!
[ナツシロ]
ゼロが、なんかしだしたよ
[アト]
これから錬金術を見せるのよ
[ナツシロ]
そう言った雰囲気では、無さそうよ
[アト]
ゼロだけに、なしにしてって
[ナツシロ]
あんた、最近変よ
ボケッスセンス恐るべし




