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白い賢者 (アルティメット ホワイト マジシャン)  作者: 四方 十百香


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66/102

白い賢者 本はどこ (第66羽)

[ナツシロ]

アト、錬金術じゃなくて

笑いの術を教えそうよ

[アト]

あと、もう少し

[ナツシロ]

なになに、どうしたの?

[アト]

アトだけにあとにして

[ナツシロ]

アトは、錬金術を諦めたのね


[マラ]

ゼロよ、ヒラマに教えとったのじゃろ

同じ教え方でいいのじゃ?

[ゼロ]

ヒラマ?

教えたの?

錬金術?えーーーと

あわわわわわわわ、わわわわわ

あーー、あの子かー、

教えてないよ、錬金術の本をあげただけ

[マラ]

まじか!

おかしいな〜ヒラマの奴は、ゼロに

教えてもらったって聞いたのじゃが。

で!

その錬金術の本はどこじゃ?

[ゼロ]

知らない?

本はあげたから、どこかにあるんじゃない

[マラ]

おかしいのじゃ図書室にあれは

すぐにわかるはずじゃ

ヒラマの奴どこに置いたのじゃろ

[アト]

困ったねレモンちゃん

錬金術の本がないんだって

[レモン]

(クルクル) (クルクル) (クルクル)

[アト]

レモンちゃんどうしたの?

[ナビ]

黄色い花は、水槽を掘り始めた

[アト]

何してるんだろう?

ゼロ、コーチ〜

レモン達、何してるの?

[ゼロ]

それは、ボケッスセンスを極めし花の舞

それこそ錬金術といえるじゃろう

[マラ]

なに言っとんじゃ、真面目にやるのじゃ

[アト]

どこまで掘るんだろ

水槽の底見えるんじゃない


?なんかあるよ?

本?

本じゃないこれ?

レモンちゃん、これとってもいい?

[ナビ]

レモン達はぴょんぴょんジャンプした

[アト]

マラ先生、この本じゃない

錬金術の本って、

[マラ]

それじゃ、それ、黄色く輝いて

眩しい、気色悪い本じゃ間違いない

[ゼロ]

気色悪い、言わんといてー

うちの家宝なんやでーー

[アト]

家宝?

ページ開いたら

ボケッスセンスへの道って書いてあるよ

[マラ]

アト、それじゃろ

見てみい、こいつの考えることじゃ

大した道のりではないのじゃ

[アト]

なんだろう?

マラ先生、なにが書いてあるのか

知ってるのかな?

[ゼロ]

ハッピースゥ!

みてみてみてみてみたってや〜〜

笑いの全てがそこあるから、底が深い

奥が深いから底がないないない底なし沼

[ナビ]

本が光り出した。

ゼロの声が変わった

[ゼロ]

沼から生まれし錬金術

錬金術はきいろ色、ぼくの色もきいろ色

喜んでいるよ、喜びから世界が始まる

笑っているよ、笑いから笑顔が始まる

我らを束し、精霊王

我らを導きし、精霊女王

契約の領域、掟の支配、

妖精魔法、アルケミー・グラントーーーー


[アト]

わぁーー眩しいーー!

[ナツシロ]

ゼロが、なんかしだしたよ

[アト]

これから錬金術を見せるのよ

[ナツシロ]

そう言った雰囲気では、無さそうよ

[アト]

ゼロだけに、なしにしてって

[ナツシロ]

あんた、最近変よ

ボケッスセンス恐るべし


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