白い賢者 マラの決断 (第58羽)
[ナツシロ]
まだ、間に合うよアト
[アト]
ぼくは、何もできない
[ナツシロ]
そんな事ない
マラ様を守ったじゃない
[アト]
ぼくはこんな世界は嫌だ
[ナツシロ]
アト、前に進んで
[マラ]
教会に戻るよアト
[アト]
うん。
[ナビ]
扉は秘密の部屋にワープした
[マラ]
アト、そこにいるのじゃ
[アト]
あっ、わかったマラ
[マラ]
わかっておる、すぐに終わる
村全体を守るのが先じゃ
少しの時間じゃ
[マラ]
マラはヒラマ像に行くと
精霊魔法を発動させた
我らを束し、精霊王
我らを導きし、精霊女王
契約の領域、掟の支配、
妖精魔法、イージスグリーン
[ナビ]
地鳴りがし、教会が緑の魔色覆われて
天高く緑の柱がだった
天高くに古代魔法陣が描かれて
空から緑の粒が雪の様に降って来た
[マラ]
これで、いいのじゃ
アト!
次じゃ、アトの家にワープじゃ
[アト]
うん。
[ナビ]
一瞬アトはちゅうちょした
アトは最悪の事を考えていた
[マラ]
アト、お母さんに会わないと
[ナビ]
アトの足が動いた
秘密の部屋の扉に触れると
アトの家にワープをした
[アト]
お母さん!お父さん!
[ナビ]
アトは叫び声を上げて家の扉を開けて
走って行った
部屋中を探したが母親と父親は
家にはいなかった
アトは家の外へ向かおうとした
マラはワープを使って
秘密の部屋に行く様にし
アトは秘密の部屋の中へと非難させた
マラの力を奪った黒いモヤが
アトにも影響したら
アトもどうなるのかわからない
マラは、そう判断した
[マラ]
アト様、ご主人様、
わらわは、あなたを守護します。
[ナビ]
アトは秘密の扉に向かって
[アト]
ワープ、
ワープ、
ワープって、いってんじゃん。
[ナビ]
繰り返し繰り返し叫んだが、
マラはゲートを優先させて秘密の扉から
出ようとしても秘密の扉に戻るよに
扉に魔法をかけていた。
[アト]
どうして、どうして、あ〜〜
マラ先生、家にワープしないどうして
[マラ]
だめじゃ 今は、ダメなのじゃ
ここからは絶対に出さないのじゃ
[アト]
マラせ〜んせ〜い、お願い。
マラせ〜んせ〜い、お願い。
お願いだから〜
[ナビ]
アトは必死に秘密の扉を叩いた
アトは立ちながら上を見上げて
大声で泣き叫んだ
[アト]
ワァ〜〜〜〜
アト〜、アト〜どうしよう
あなたとの約束守らないといけない
守るって約束したのに
ワァ〜〜〜〜〜〜
[マラ]
マラは耳を塞ぎアトの泣き叫ぶ声を
じっとこらえて時間が過ぎるのを
ずっと、ずっと、こらえて
まった、まつしか出来なかった
数時間たった
アトは秘密の扉の前でもたれかかって
寝てしまい、ちから尽きていた
アトは泣き尽くし目の周りは赤く
手は真っ赤にはれ血がにじんでいた
アト涙は まだ とまらなかった
アトは夢を見ていた
[アト]
明日、明日、ぼくは好きな事は
明日にとっておくタイプなんだ
とアトは寝言を言った
マラは
泣いた。
[ナツシロ]
あなたの責任ではない
[アト]
約束守れなかった
[ナツシロ]
しかたがなかったよ
[アト]
約束したのに
[ナツシロ]
マラ様。




