白い賢者 願いの魔法 (第57羽)
[ナツシロ]
アト、早くマラ様を回復するのよ
[アト]
どうしよう、どうしよう
[ナツシロ]
大丈夫よ、大丈夫。
アトならきっと救えるから
[アト]
嫌だ、嫌だ、お願い魔法、
お願い、お願い、
[ナツシロ]
アト。
[ナビ]
一瞬だった
アトがレールガンと叫けび終えたあと
アトは直ぐに緑の玉を抱きかかえた。
同時に、魔人の後で大爆発が起きた
男達の後ろにあった木々がなくなり
強い爆風が魔人の後ろから飛んできた
そこには、白くバカでかい
おおきなクレーターが出来ていた
緑の玉を抱えながらアトは
優しくヒールを唱えた
ANIME魔法、
ヒール、ヒール、ヒール、
クリーン、クリーン、クリーン
大丈夫、大丈夫、大丈夫だから!
[ナビ]
あふれる、涙をこらえて願いの魔法を
何回も、何回も、繰り返した。
魔人の後ろでは、爆発での煙が渦をまいて
空高く上がったていた
制御が解けて魔人は後ろを振り返る
[魔人]
小娘、不発だったな、はっはー
あぶな?魔法使いだぜコイツ早くやろうぜ
下手くそだなどこ狙ってやがる、ガキー
[ナビ]
1人の男が叫んだ。
(ギャ〜〜〜) バァァン
魔人の体には、穴があいていた
男達は何が起こっているのか互いを見た
魔人の体には無数の穴が空いていた
1人、また1人、次々と倒れていった
そして、白い霧とともに、ちりになり消えた
[魔人]
バカな、小娘きさま〜、ウッ。バァァン
[アト]
マラ、マラ、マラ。お願い起きてよー
[ナビ]
アトはヒールとクリーンで
黒いモヤをかき消し、マラの回復を続けた
マラが気がつくと、アトが泣いていた
マラの意識がだんだんはっきりして来た
辺りを見渡すと魔人と黒い霧が
消えていくのが見えた
[マラ]
アトが倒したのじゃか?
[ナビ]
マラが聞くと
涙を拭いながら「ウン」とうなずいた
マラの意識がはっきりしだすと
[マラ]
この村に防御結界を展開するのじゃ、
はあ、はあ、はあ、
すぐに教会に急ぐのじゃ
はあ、はあ、
近くの家に走って扉で
ワープするのじゃ
はあ、はあ、
(とアトに告げた)
アト、お願いじゃ、急ぐのじゃ
[ナビ]
アトはまだ泣き止んでいなかったが
マラの支持に従って近くの家に向かうと
帰りの道を通る時に、
あいさつをしてくれるウィル爺さんが
矢で射抜かれ、血だらけで倒れていた
息はなかった。
アトは扉まで、もうすぐだったが
ウィル爺さんの姿を見て怖くなって
動けなくなった。
[マラ]
アト、もう少し、頑張って
[ナビ]
あとは、目を閉じて扉まで歩いた
[アト]
秘密の部屋にお願い。
[ナツシロ]
アトまだよ、次は家に行かないと
[アト]
なっちゃん助けて、
[ナツシロ]
わたしに、もっともっと、力があれば
[アト]
なっちゃん、怖いよ。
[ナツシロ]
アト、マラ様の指示に今は従うのよ




