白い賢者 本の世界 (第53羽)
[ナツシロ]
禁断の書を見つけるのよ、アト。
[アト]
どこをさがそ?
[ナツシロ]
絶対に、鎖で繋いであるわ
[アト]
くさり?
重くない?
[ナツシロ]
重さも禁断なのよ
[ナビ]
アトが教会に着くと
秘密の扉の前に立ち
扉を開けた
[マラ]
今日は何も言わないのじゃ?
[ナビ]
というとアトは目を覚まして
戻って扉を閉めてから
「ごぉほん」と咳をし
[アト]
いでよ秘密の扉
オーーープン!
[マラ]
マラはツッコミどころ満載なのじゃ
詠唱前に扉は開けたのじゃ
扉はすでにあるのじゃ
オープンとやらは何じゃ
[ナビ]
とりあえず黒い霧の事が気になり
黙ってついて行った
[アト]
マラ先生、本は?
[マラ]
はいはい
まっすぐ行った所にあるのじゃ
[ナビ]
アトがまっすぐ歩いて行くと
目の前には四角い穴?があった
[アト]
ここ?
[ナビ]
下に降りる階段の前で、立ち止まった
[アト]
暗くてあまり、よく見えないよ〜
マラ先生?
[ナビ]
マラは少しニヤついた
[マラ]
降りて行くのじゃ
[ナビ]
降りて行くと、トン、トン、トン、
緑の光の線が階段を走る
降りる度に、広がり部屋を照らしていった
[アト]
マラ先生!綺麗だね
[マラ]
アトまわりをよく見て
[ナビ]
アトが階段を降りていくと
壁が本棚になり
緑の光が本棚を次々と照らして言った
真に美しいの本棚がそこにはあった
光が行っては、戻ってくる
光は、本棚や本のふちを縁取る
光とキラキラ 光輝く
[アト]
これはマラ先生が作ったの?
そうねヒラマ様があまりにも
本を散らかすので
作ったのよ
[アト]
凄い、凄い
[ナビ]
階段を20段くらい
降りるとそこは、
本があふれる世界があった。
[アト]
きれ〜〜〜。
(アトは目から涙がこぼれた)
[アト]
綺麗!
(と叫ぶと本の部屋にこだました)
[マラ]
マラ先生大好き
[マラ]
ありがとう。アト様
わらわもアトが大好きじゃ
[ナツシロ]
すっごい図書館ね
[アト]
まじでやばい
[ナツシロ]
わたしもマラ様の図書館に行きたいな
[アト]
鳥肌立つよ
[ナツシロ]
錬金術の本を読ませてーー




