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白い賢者 (アルティメット ホワイト マジシャン)  作者: 四方 十百香


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53/106

白い賢者 本の世界 (第53羽)

[ナツシロ]

禁断の書を見つけるのよ、アト。

[アト]

どこをさがそ?

[ナツシロ]

絶対に、鎖で繋いであるわ

[アト]

くさり?

重くない?

[ナツシロ]

重さも禁断なのよ

[ナビ]

アトが教会に着くと

秘密の扉の前に立ち

扉を開けた

[マラ]

今日は何も言わないのじゃ?

[ナビ]

というとアトは目を覚まして

戻って扉を閉めてから

「ごぉほん」と咳をし

[アト]

いでよ秘密の扉

オーーープン!


[マラ]

マラはツッコミどころ満載なのじゃ

詠唱前に扉は開けたのじゃ

扉はすでにあるのじゃ

オープンとやらは何じゃ


[ナビ]

とりあえず黒い霧の事が気になり

黙ってついて行った

[アト]

マラ先生、本は?

[マラ]

はいはい

まっすぐ行った所にあるのじゃ

[ナビ]

アトがまっすぐ歩いて行くと

目の前には四角い穴?があった

[アト]

ここ?

[ナビ]

下に降りる階段の前で、立ち止まった

[アト]

暗くてあまり、よく見えないよ〜

マラ先生?

[ナビ]

マラは少しニヤついた

[マラ]

降りて行くのじゃ

[ナビ]

降りて行くと、トン、トン、トン、

緑の光の線が階段を走る

降りる度に、広がり部屋を照らしていった

[アト]

マラ先生!綺麗だね

[マラ]

アトまわりをよく見て

[ナビ]

アトが階段を降りていくと

壁が本棚になり

緑の光が本棚を次々と照らして言った

真に美しいの本棚がそこにはあった


光が行っては、戻ってくる

光は、本棚や本のふちを縁取る

光とキラキラ 光輝く

[アト]

これはマラ先生が作ったの?

そうねヒラマ様があまりにも

本を散らかすので

作ったのよ

[アト]

凄い、凄い

[ナビ]

階段を20段くらい

降りるとそこは、

本があふれる世界があった。

[アト]

きれ〜〜〜。

(アトは目から涙がこぼれた)

[アト]

綺麗!

(と叫ぶと本の部屋にこだました)

[マラ]

マラ先生大好き

[マラ]

ありがとう。アト様 

わらわもアトが大好きじゃ

[ナツシロ]

すっごい図書館ね

[アト]

まじでやばい

[ナツシロ]

わたしもマラ様の図書館に行きたいな

[アト]

鳥肌立つよ

[ナツシロ]

錬金術の本を読ませてーー



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