白い賢者 ハンバーグ (第32羽)
[ナツシロ]
ご飯、食べて休まない。
ちょっと疲れたわ
[アト]
なっちゃん、なんもしてないじゃん
[ナツシロ]
バカね、応援してるじゃない
[アト]
そうだったね、いつもありがとう。
[ナビ]
アトは笑顔いっぱいに料理の
手伝いをしていた。
マラは早くワープの事を聞きたくて
少しだけ不機嫌になっていた
[お母さん]
アト、なんか嬉しそうね
教会でお掃除したんでしょ
疲れていないの?
[アト]
疲れていないよ
お掃除で魔法は使ってないよ
(嘘は言ってない)
[ナビ]
家族が揃い
家族で手を繋いで、食事の祝福と
教会で指輪を授けていただいた
ヒマラ様に感謝をしていた
「いただきます」と
アトが大きな声で叫ぶと
家族で料理を美味しくいただいた
[アト]
今日のハンバーグぼくが手伝ったんだよ
[ナビ]
と小さくても綺麗な卵の形の
ハンバーグを皆んなで食べた、
[お父さん]
美味しいよ、アト料理の天才だね
[アト]
そうでしょ、そうでしょ、
は〜〜ん、は〜〜ん
美味しい。
(ぼくは料理が得意なんだっ)とマラに
そっとつぶやいた
マラはそのハンバーグとやらは
そんなに美味いのか?
指輪からよだれが垂れた
アトはタオルでさっと拭き
[お母さん]
どうしたの、アト
[アト]
何でもない、何でもないと、
(笑って誤魔化した)
[ナツシロ]
ハンバーグかあ。
お母さんのハンバーグ美味しかったなー
[アト]
アトのハンバーグの方が
美味しいよ
[ナツシロ]
あんたそれ、私が作ったハンバーグって
言ってる様なもんじゃない
[アト]
なっちゃん料理上手かった?




