白い賢者 ぼくならできるよ (第28羽)
[ナツシロ]
もう一回挑戦よ!
[アト]
大丈夫、次は出来そうな気がする
[ナツシロ]
次は大丈夫、頑張ってアト!
[マラ]
すご〜い、じゃありません
集中してアト
[ナビ]
マラは真剣だった
[アト]
マラ先生、今どうやったの
[マラ]
先生?うむ!
これはじゃな
空間結界、
時間圧縮、
重力反転、
領域反転、をイメージして
魔法にちょっと魔原色を混ぜただけじゃ
凄くはない
これくらいお主も訓練をしていれば
出来る様になるはずじゃ
先生が教えているんじゃからな
[アト]
ぼくも出来るかな?
[マラ]
自信をもてアトよ
この訓練は早くても、1週間!
いや、1ヵ月ぐらいは、かかるかな?
[アト]
マラ先生、ヒラマ様もやったんでしょ
ヒラマ様はどのくらいで出来たの?
[マラ]
あやつか。
2、2ヵ月じゃ!
[アト]
えーー2ヵ月も?
[マラ]
あいつは、目安にせんでもよい
ヒラマは一回やったら、
なるほどと言って
魔原色の参考書見せて下さいと言ったら
その日から参考書ばかり読んで
やっておったのじゃ
ひどいじゃろ、ひどいじゃろ
[アト]
出来たんだ。
[マラ]
参考書読んで2ヵ月でな
次にやった時は、一発じゃ
出来ました先生って
わらわなんも教えてらんし
ひどいじゃろ、ひどいじゃろ。
[アト]
マラ先生。アドバイスは?
[マラ]
魔法の法と魔原色イメージ
それすなわち
秩序の領域、理りの支配
[アト]
ありがとうマラ先生
なんとなくわかったよ
アトは ひと呼吸して人差し指を水面に
そっと差し伸べた
水面がザワザワと波打つ
ぼくなら出来るよ
アトはもう一度深い深呼吸をして
水面を優しく触った
魔法に秩序を!
理りに支配を!
「ANIME 魔法」!
フゥーーーーウゥ!
[ナビ]
マラはこころの声でそう
「その調子」とつぶやいた
アトが触った水面が指先から徐々に
透き通る水に変化していく
波打つ水面がゆっくりと周りはじめ
中心から水が綺麗に広がっていった
いけぇーーーパァ ハァ ハァ ハァ
[マラ]
アトよくできましたね、アト
[ナツシロ]
やったじゃないアト!
[アト]
当然!
ハイタッチ!「パン」
[ナツシロ]
ねえ、ねえ、アト。
「ANIME 魔法」って何?
[アト]
魔法に秩序とか理りに支配とか
結局、わかんなくて
イメージを言葉にしたらνAIが
「ANIME 魔法」って答えくれたんだ
[ナツシロ]
そうなの?でも上手くいって良かったね




