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白い賢者 (アルティメット ホワイト マジシャン)  作者: 四方 十百香


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28/59

白い賢者 ぼくならできるよ (第28羽)

[ナツシロ]

もう一回挑戦よ!

[アト]

大丈夫、次は出来そうな気がする

[ナツシロ]

次は大丈夫、頑張ってアト!

[マラ]

すご〜い、じゃありません

集中してアト

[ナビ]

マラは真剣だった

[アト]

マラ先生、今どうやったの

[マラ]

先生?うむ!

これはじゃな

空間結界、

時間圧縮、

重力反転、

領域反転、をイメージして

魔法にちょっと魔原色を混ぜただけじゃ

凄くはない

これくらいお主も訓練をしていれば

出来る様になるはずじゃ

先生が教えているんじゃからな

[アト]

ぼくも出来るかな?

[マラ]

自信をもてアトよ

この訓練は早くても、1週間!

いや、1ヵ月ぐらいは、かかるかな?

[アト]

マラ先生、ヒラマ様もやったんでしょ

ヒラマ様はどのくらいで出来たの?

[マラ]

あやつか。

2、2ヵ月じゃ!

[アト]

えーー2ヵ月も?

[マラ]

あいつは、目安にせんでもよい

ヒラマは一回やったら、

なるほどと言って

魔原色の参考書見せて下さいと言ったら

その日から参考書ばかり読んで

やっておったのじゃ

ひどいじゃろ、ひどいじゃろ

[アト]

出来たんだ。

[マラ]

参考書読んで2ヵ月でな

次にやった時は、一発じゃ

出来ました先生って

わらわなんも教えてらんし

ひどいじゃろ、ひどいじゃろ。

[アト]

マラ先生。アドバイスは?

[マラ]

魔法の法と魔原色イメージ

それすなわち

秩序の領域、理りの支配

[アト]

ありがとうマラ先生

なんとなくわかったよ


アトは ひと呼吸して人差し指を水面に

そっと差し伸べた

水面がザワザワと波打つ

ぼくなら出来るよ

アトはもう一度深い深呼吸をして

水面を優しく触った


魔法に秩序を!


理りに支配を!


「ANIME 魔法」!


フゥーーーーウゥ!


[ナビ]

マラはこころの声でそう

「その調子」とつぶやいた

アトが触った水面が指先から徐々に

透き通る水に変化していく

波打つ水面がゆっくりと周りはじめ

中心から水が綺麗に広がっていった


いけぇーーーパァ ハァ ハァ ハァ


[マラ]

アトよくできましたね、アト

[ナツシロ]

やったじゃないアト!

[アト]

当然!

ハイタッチ!「パン」

[ナツシロ]

ねえ、ねえ、アト。

「ANIME 魔法」って何?

[アト]

魔法に秩序とか理りに支配とか

結局、わかんなくて

イメージを言葉にしたらνAIが

「ANIME 魔法」って答えくれたんだ

[ナツシロ]

そうなの?でも上手くいって良かったね

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