白い賢者 アトごめんね (第26羽)
[ナツシロ]
魔原色?よくわからないわね、アト
[アト]
どうしよう、どうしよう、出来るかなぼく。
[マラ]
でーー!
[アト]
ま、ままままま魔力操作の訓練しましゅ
[マラ]
噛んだのじゃ
[アト]
マラ、魔力操作の訓練ってどうするの
[マラ]
そうじゃの
魔法、魔原色はイメージが
大事なのはわかっているな
アトが魔法を使った部屋は
こんなに綺麗になるんじゃ
イメージできなければ
ここまで綺麗にはならん
[アト]
マラぼくはなにがダメなの
[マラ]
よく聞くのじゃぞ
アトの魔法は必要な魔力以上に
魔原色を出し過ぎているのじゃ
通常出す魔力があるとするじゃろ
アトはその100倍以上は
魔原色を出しすぎてる
だから体がついて来れなくて
オーバーヒートしてしまうのじゃ
[ナビ]
アトはうつむき涙が出た
[アト]
やっぱりぼくのせいだったんだ
涙が溢れ出た
アト、アト、
ごめんねアト。
[マラ]
どうしたアト、なぜ泣いておる
[アト]
マラぼくはどうしたら良い
涙を拭きながらそういった
ぼくは強くならないといけない
ぼくの父さん、母さんを
守らないと、幸せにしないといけない
[マラ]
アト、素直な良い子じゃの
[ナツシロ]
アト、覚悟は出来たのね
[アト]
うん、ぼくは弱い、弱いから
ぼくは強くなるんだ




