白い賢者 (23) ひかりの粒 (第23羽)
[ナツシロ]
アト、そろそろ起きないと、
[アト]
もう少しだけ、ムニャ、ムニャ、ムニャ
[ナツシロ]
もう、知らない
[ナビ]
翌朝、
目が覚めたアトは
教会で集まっていた村の人に
おはようみんな
今日はみんなでお出かけするのというと
アトのお母さんが走って来て
アトを抱きしめた。
[お母さん]
どこに行っていたの?
[アト]
アトは教会のお掃除してたら
ヒラマ様の精霊マラ様にあって
お話しをしていたら眠くなって
寝てしまったの
ごめんなさい。
[お母さん]
教会で魔法を使って寝てしまったのね?
精霊?
夢の事かしら?
アト。出かける時は
ちゃんと言ってからよ
[ナビ]
アトは幼い時から
綺麗にする魔法は使えていたが
いつも魔法を使うと眠くなって
倒れる時があった病気と考えていた
遅れて森を探していた
父親もアトの元に来てアトを抱きしめた
[お父さん]
アト心配したんだぞ
[アト]
ごめんなさい。お父さん
[お父さん]
どこに行っていたんだい
[アト]
教会で寝てしまったの
父親は母親を見ると母親がうなずく
[お父さん]
いいかアト、
お家の外では魔法を使ったらダメだぞ
[ナビ]
マラはアトに申し訳なく思っていた
わらわが連れ回したのが原因なのじゃ
しょうがないのう
マラは教会を緑に輝かせ、
光の粒を飛ばした、小さな粒が
村の人々に癒しの光を与えた
村人は驚き教会に祈りを捧げた
村中の人の病気や怪我が少しだけ
癒された
[村人]
お、お、足の怪我が治ったぞ
私も腰の痛みが引いたわ
朝から喉が腫れてたんじゃが
治っておる
ありがたや、ありがたや。
[マラ]
マラありがとう
[ナビ]
少し村のみんなが動揺していたが
数分経って人々が帰っていった
[村長]
もう、心配ないじゃろ
わしらはもう帰るぞ
[ナビ]
父さんと母さんは、お辞儀をして
最後まで皆んなを見送った。
[アト]
なっちゃん、なんで起こしてくれないの
[ナツシロ]
ちゃんと起こしたわよ
[アト]
帰ったら怒られるかな
[ナツシロ]
大丈夫よ、アトのお父さん、お母さん、優しいもん
それよりも、マラ様の光の粒が見たかったな。




